2024年も美味しくラーメンを食べさせて頂きました。どのラーメンも美味しく、甲乙付け難いところですが、

2024年私が食べたラーメンの中で、個人的にお気に入りのラーメンを簡潔にまとめました。

• 醤油[公開中]←こちらをクリック
• 塩[公開中]←こちらをクリック
• 味噌
• つけ麺濃厚[公開中]←こちらをクリック
• つけ麺淡麗
• 家系
• 煮干し淡麗
• 煮干し濃厚
• MIX
• とんこつ
• 冷やし
• その他

の12部門に分けて紹介させて頂きます。※二郎系担々麺などはその他に集約しております。

今回は味噌部門を7店舗を紹介致します。

■麺恋処いそじ(南新宿駅)

2007年元イタリアンシェフが50歳(五十路)手前で創業し、現在は違う方が引き継ぎ営業。

店名はおそらく五十路(いそじ)に由来してると思われます。

新橋には麺恋処き楽、武蔵小山には麺恋処爆龍などの人気店も輩出されてまいます。

[麺]

自家製麺の中太麺はツルッとしながらも弾力があって、食べ応えのあるかなり好みの麺です。

[スープ]

質の高い魚介豚骨に味噌が絶妙なバランスで混ざり合い、唯一無二の極上スープに仕上がってます。

[トッピング]

細めのめんまが絶品で質が高く、海苔、ナルト、もやしが添えてあり、

チャーシューも美味しかったですが筋が多い部分で惜しかったです。

■赤湯ラーメン 龍上海 赤湯本店(山形県赤湯駅)

昭和33年創業で製麺から調理まで一貫した自家製麺ラーメンの店として始まり

昭和35年、赤湯辛味噌ラーメンを誕生させ人気を全国へと轟かせました。

ラーメン博物館店でしか味わった事がなく、満を持して伺って参りました。

[麺]

自家製麺のプリっとした手揉みちぢれ麺が非常に美味しいです。

[スープ]

魚介が効いた最後まで熱々なスープはコクがあって、ラーメン博物館店のワンランク上の様に感じます。

辛味噌を混ぜるとガラッと味変され、程よい刺激的な辛味と旨味が加えられます。

[トッピング]

青のりが最後まで飽きさせない役割を担い、コリコリめんまも美味しいです。

■味噌麺処にそう(関内駅ラーメン横丁)

かつて蓮沼駅に鶏白湯×煮干で人気店だった『麺処にそう』がありましたが、2017年に1年余りで閉店。

その後、復活を心待ちにしていましたが、突如、修行先の花道庵を踏襲した濃厚味噌ラーメンで2024年3月に復活しました。

個人的にはかなりの衝撃の復活オープンに大興奮です。

[麺]

三河屋製麺らしい黄色がかったモチモチの中太麺で食べ応えがしっかりあります。

[スープ]

鶏白湯と味噌の合わせで濃厚でドロッとしたスープは飲みやすく、スープ単独で飲み干せちゃうくらい美味しかったです。

[トッピング]

モヤシはシャキ系でネギも薄く切られアクセントに、チャーシューは厚みがあるのに柔らかくて美味しかったです。

■麺やでこ(新丸子駅)

2014年創業で、当時は醤油ラーメンなど多岐に渡るメニュー展開をしていましたが

現在は煮干しをベースとしたメニューに刷新して、人気を博しております。

2号店として大森駅の中華そば結、3号店として九段下の中路なども展開しています。

[麺]

中太麺のちぢれ、程よい加水率で歯ごたえも良くて美味しかったです。

[スープ]

鮟肝の濃厚さと白味噌の軽やかさが丁度いい塩梅でずっと味わいたいスープでした。

[トッピング]

チャーシューは豚と鶏が1枚づつ、3種のキノコはバターで炒められています。

■すみれ横浜店(桜木町駅)

1964年に札幌の地に”純連”と書いて”すみれ”と読ませるお店が誕生しました。

そこから派生や復活を経て、今では全国的な知名度を誇り、都内でも純すみ系と呼称される弟子たちが活躍しています。

そんなすみれが横浜市の飲み屋街、野毛の地に2019年にオープン以来、本場の味を気軽に楽しめるようになりました。

[麺]

ラードでテカテカに輝く黄色がかった中太ちぢれの麺は全国区の認知度になりました。

個人的は麺硬めにして食べるのがお気に入りですが、好みは分かれるかもしれません。

[スープ]

ラードはいつも通り多めで、熱々のスープはすみれの中でもかなり塩味がしっかりめのタイプです。

ちなみに、個人的に1番濃かったのはさっぽろ純連札幌店でした。

[トッピング]

バラチャーシューが絶品で、チャーシューメンにすれば良かったと後悔する位のクオリティでした。

生姜、挽肉、ネギは少なめで、すみれのメンマは安定の美味しさです。

■札幌焼き味噌ラーメンみずき(伊勢佐木長者町駅)

関内駅からも徒歩圏内でお酒を飲む場所が沢山ある伊勢佐木長者町エリアにお店を構えております。

札幌味噌ラーメンで有名なすみれの新横浜ラーメン博物館店出身の方が2011年に創業しました。

[麺]

札幌味噌ラーメン定番の西山製麺、森住製麺ではなく小林製麺を使用され

加水率は高めの中太ちぢれ麺となっており、上記2種とはまた異なった良さがありました。

[スープ]

ラードや甘味、生姜にんにくは控えめで、程よいパンチ、味は濃いめで温度が下がるにつれて塩味が強くなります。

[トッピング]

チャーシューはハリがあってじんわりとした味付けが美味しく、もやし玉ねぎは柔らかめ、メンマはコリコリでした。

■灼味噌らーめん 八堂八(中目黒駅※現在は溝の口に移転)

2019年に純すみ系の麺匠真武咲弥で修行した北海道出身店主がオープンしたお店です。

お店公式SNSに30年関東で暮らした...と記載があったので、おそらく麺匠真武咲弥の渋谷店だと思います。

そんな東京で食べられる札幌味噌ラーメンが、2024年10月に閉店宣言をされたので今行くべき一杯だと思います。

[麺]

小林製麺のやや太麺ちぢれ気味、硬めコールで丁度いい茹で具合でした。

純すみ系の定番、西山製麺や森住製麺とは異なりもちもちした麺でした。

[スープ]

なんと味噌は自家製で、糀が強くマイルドな甘味を演出して美味いです。

パンチというよりも、優しさにベクトルを向けた味噌ラーメンでした。

[トッピング]

焼豚は柔らかく大判美味しく、メンマではなく山クラゲでした。

以上が2024年私が食べた味噌のお気に入りの7杯でした。

次回もよろしければ、ご覧ください。

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2024年の各部門まとめのリンクは下記をご参照ください。

★2024年醤油部門まとめ

★2024年塩部門まとめ

★2024年つけ麺濃厚部門まとめ

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今回紹介した各詳しいレビューは下記を参照ください。

■麺恋処いそじ(南新宿駅)

■赤湯らーめん龍上海赤湯本店(赤湯駅)

■味噌麺処にそう(関内ラーメン横丁)

■麺やでこ(新丸子駅)

■すみれ横浜店(桜木町駅)

■札幌焼き味噌ラーメンみずき(伊勢佐木長者町駅)

■灼味噌らーめん 八堂八(中目黒駅※現在は溝の口に移転)

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