【藤沢市】ご近所さんが次々来店。300円にして焼き芋を超えた和スイーツが買える、新しい焼き芋屋が人気
日が暮れるとだいぶ肌寒くなってきましたね。
お風邪はひいていませんか?
寒くなると食べたくなるおやつといえば、これしかありませんね「焼き芋」。
今年の夏、藤沢北部に彗星のごとく現れた焼き芋屋さんに、ご近所さんが次々と来店していると聞き取材にうかがってきました。笑
ここは藤沢市用田。
噂の焼き芋屋さんは『BOOKOFF藤沢用田店』の手前にある鈑金・塗装会社『株式会社オートリフレッシュNISHI』の敷地内で営業しています。
お店の名は『湘南焼笑群(しょうなんやきしょうぐん)』。
先ほどの鈑金・塗装会社『株式会社オートリフレッシュNISHI』の代表・西尾裕幸さんが、第2の事業として始めた移動式販売の焼き芋屋さんです。
こちらが代表の西尾さんご夫婦。まぁ面白くてとても仲良し。笑
はじめたきっかけは、シンプルに焼き芋が大好きだったからと話す西尾さん。
まっすぐで探求心旺盛な裕幸さんは、焼き芋の魅力について熱~く語ってくれました。「焼き芋屋をやろう!と決まってから、彼の頭の中はお芋のことでいっぱいで・・・」と笑う久美子さん。笑
ですがその探求心の高さは、焼き芋のクオリティに如実に現れています。
『湘南焼笑群』では全国各地から選りすぐりのサツマイモをお取り寄せ。
そしていったん貯蔵庫で熟成させ、食べ頃を見極めます。
熟成したお芋は、じっくりと石焼きに。取材中もこまめに火入れを確認する裕幸さん。
販売品種は旬によってさまざまで、この日は「鹿児島県産の紅はるか」と「茨城県産のシルクスイート」の2種類が販売されていました。
「まずは食べてみて!アツアツが美味しいから!」と西尾さんが持ってきてくれたのは「シルクスイート(1本300円~)」。
ほっくほくの萌え断!あぁ冬が来たなぁと感じます。
収穫して間もないシルクスイートは、栗のような食感で懐かしい味わい。「今はまだ若いシルクスイートですが、これから2カ月後くらいが最高に美味しい時期に入りますよ~!」と西尾さん。
「ちょっと珍しい品種もあります!」と見せてくださったのは「ハロウィンスウィート」という見たこともないレアなサツマイモ。バターナッツかぼちゃのような、ほかのサツマイモとは一線を画す素朴な味。色も一段と鮮やかなオレンジ色です。こちらはそろそろ販売終了とのことで、運よく試食させていただけました。
このほか、温かいお芋以外にも「俺の冷やし」という冷やして食べるお芋も販売。
これが真空パックになっているので、差し入れや持ち帰りにもとても便利。ありそうでなかったこういう形状ですよね。同じ焼き芋でも、お芋の旨みをギュッと濃縮したような商品で、これが最高なの!笑
ちょうど食べごろだった紅はるか。
見てください、この袋の中であふれ出ている蜜・・・!
開封してみます。
ひたひたにこぼれ落ちる蜜がもう、、、たまりません!
ナチュラルなのに濃厚な甘さ。独特のねっとりした食感で、もはや栗きんとんのように舌でつぶせる滑らかさです。焼き芋・・・というよりも、完成された極みの和スイーツ。もはや焼き芋を飛び越えたレベルでしょうか。
冷やして食べるのが一番強く甘みを感じるそうですが、温めて食べることもできます(袋から出し、電子レンジでチン)。
もう、見ただけで美味しいことが伝わると思います。
写真を見て妄想するだけでも楽しめますが(笑)これはぜひ足を運んでいただき、味わいを体感してみてください。300円ですよ、300円。
お芋の品種や焼き上がりの時間は日によっても異なるため、お買い求めの際はお店のInstagramをご覧になるか、お電話にてお問合せくださいね。
大人にも子どもにも食べて欲しい冬のおやつ『湘南焼笑群』の美味しい焼き芋でした。
基本情報
店名:湘南焼笑群
住所:藤沢市用田493
アクセス:湘南台駅もしくは長後駅から車で10分
電話:0466-48-1342
駐車場:店頭に2台停められます。
公式 Instagram(外部リンク)
※詳細は『湘南焼笑群』の公式サイトをご確認ください。
※神奈川県内の『焼肉ざんまい』の本店・茅ヶ崎店・六会店・江の島店でも「芋蜜姫」というデザートとしてご提供しております。
取材・撮影協力 湘南焼笑群様
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