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【藤沢市】95円っぽくないお団子は、自然な柔らかさと上品な甘み。老舗和菓子店の名品

ころんころライター(藤沢市)

自然な柔らかさと、すっきりとした上品な甘み。こんなに癒やされるお団子が、今どき藤沢駅前で1本95円だなんて・・・信じられない。笑
※2022年掲載時以降、価格改定により1本100円になっています。

今日のお店は、藤沢市民の玄関口『藤沢駅』北口から徒歩1分のところにある老舗和菓子店『近江堂(おうみどう)』です。

創業は明治28年。「日本の伝統文化という観点を主軸に据え、受け継いだものを守りながら和菓子作りに勤しんでおります」と話すのは金井潤一郎さん、5代目店主。

そんな『近江堂』の店内は “湘南藤沢”を感じさせる和菓子がいっぱい。藤沢市民のみならず、藤沢へ来た人、そして「ふるさと納税商品」として、全国の食通にも好まれています。

今回は、その中から「藤澤ゆべし(170円)」「お団子(各100円)」をご紹介しますね。

まずは「藤澤ゆべし」。「藤沢という地を思い出す味となるように」という思いを込めて作っているのだそう。

胡桃、白胡麻、もち米を主原料とし、蜂蜜、白味噌、醤油と合わせて練り上げられている「藤澤ゆべし」。

ひと口食べた瞬間「これはかなりの量の胡桃が入っていそう」と感じたので、カットしてみました。

「藤澤ゆべし」
「藤澤ゆべし」

思った通り、隙間なく胡桃と白胡麻が入っています・・・!

モチモチとした食感は餅米ならではの特徴。香ばしい甘さの中に、白味噌のコクと塩味が顔を出します。餡が苦手な方にも、ぜひ試していただきたい和菓子です。

続いては、昔ながらの製法で作られている『近江堂』の「お団子」。毎朝製造し、その日のうちに売り切ります。

朝つき立ての柔らかい上新粉は、時間と温度の経過とともに固くなってしまうのだとか。

でも、それは上新粉ならではの自然な現象で「上新粉の本来の美味しさが引き出されている、一番美味しいお団子といえます」と金井さん。

「あん団子」の心地よい甘さ。そして「みたらし団子」の香ばしい風味。ぜいたくにも行き来しながらいただきました♪

筍入り饅頭「竹の子」やアーモンド饅頭「片瀬」も人気
筍入り饅頭「竹の子」やアーモンド饅頭「片瀬」も人気

子どもから年配の方まで、幅広い世代に愛される『近江堂』。

誰かへの幸せのお裾分けを見つけに、足を運んでみませんか?

基本情報
店名:近江堂
住所:藤沢市藤沢561
アクセス:藤沢駅北口から徒歩1分
電話:0466-23-0600
駐車場:無し(近隣にコインパーキング有り)
※詳細は『近江堂』までお問い合わせください。

取材協力 株式会社近江堂 金井 様

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ライター(藤沢市)

湘南エリアの複数メディアや紙面、昭文社「まっぷるトラベルガイド」などで、記事執筆&撮影を担当。取材スポットは1000ヶ所超え。そんな取材後記や、徒然なるままのゆるゆる日暮らしを、Instagramに綴っています。ほわっとあたたかくなる「神奈川県藤沢市」の情報をお届けできたら幸いです。※毎週日曜の20時10分に、LINEを通じて1週間分の記事を「まとめてお届け (ダイジェスト配信)」しています。友だち追加すると、藤沢市の話題(特に美味しいもの情報)に困りません。

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