【藤沢市】週末は満席の人気レストランで見た「謎の青いバッグ」。驚きの中身はなんと・・・
地産地消の新鮮食材と発酵調味料を組み合わせ、美味しくて健康的な料理を提供する『農家レストランいぶき』。
関東では初めて“農地に建てたレストラン”で、藤沢市内でも「SDGs(持続可能な開発目標)」に力を入れて取り組んでいるお店のひとつです。
場所は『慶應義塾大学・湘南藤沢キャンパス』の近く。周辺を田畑に囲まれた、とてものどかな場所にあります。
いつ訪れても緑や花々が楽しめることから“自然と一体化できるレストラン”と人気で、連日多くの女性客が詰めかけているのだとか。
店内は50名近くが入れる広さ。立派な梁は古民家の古材を生かしたものだそうで、天井に奥行きを演出しています。
今回取材をお願いしたのは、企画・運営責任者を務める里さん。お店のこだわりや取り組みなどを、わかりやすく丁寧に教えてくださいました。
ところで・・・
写真に写る、里さんよりも前に出た(笑)謎の青いバッグ。一体何だと思いますか?お店の至る所に、紹介のポスターも貼られています。
実はこれ、家庭から出る生ごみなどを分解し堆肥をつくる容器。商品名は「コンポスター環(たまき)」といい、生ごみを土に還す(かえす)ためのバッグなのです。
“生ごみを出さないレストラン”をコンセプトにかかげている『農家レストランいぶき』では、家庭で出る生ごみも地球に還すことを提案(お値段はバッグ&土のセットで8,800円)。詳細はお店の公式ホームページ(外部リンク)に書かれていますので、ご興味のある方はチェックしてみてくださいね。
さて、お待ちかねのお料理ができ上りましたよ。今回はボリュームあるお肉がメインとなった、低糖質でヘルシーなセットをお願いしました。
こちらは「発酵ミックスサラダ 塩麴油淋鶏ソース(1,518円)」(追加料金で、ご飯やドリンク、デザートもトッピング可能です)。
ダイエット中の方や糖質をおさえている人にも嬉しい、ご飯がサラダに置き換わったプレート。ご飯がないとはいえ、食べてみるとかなりのボリュームです。お料理全てに発酵食品が使われており、里さんは「腸活になるメニューですよ」と言います。
メインは自家製のひしおに漬け込んだ唐揚げと低温調理した蒸し鶏のサラダ。お店オリジナルの塩麴油淋鶏ソースでいただきます。唐揚げは噛むごとに旨みがにじみ、蒸し鶏はしっとり柔らか。そして野菜がたっぷり!
これらのお料理に使われている自家製の“生きた”ひしおも見せていただきました。とても香りが良く、ポコポコと呼吸をしているのがわかりましたよ。
またこの日の副菜は、トマトの自家製塩麹と甘酒のソースがけ、筍の煮物、小松菜と干し海老の炒め煮、塩麹のコールスロー、さつまいもサラダ、大根の煮物の6種。どれも素材本来の味を生かした優しい味付け。なかでも塩麹のコールスローは、麹独特の旨みも感じます。
ちなみに...
『農家レストランいぶき』は、オードブルからお弁当までテイクアウトメニューも充実しています。こちらも公式ホームページ(外部リンク)をご確認くださいね。
ちょうど今の季節なら、陽ざしも心地よく、テラス席を満喫できそう。
まずは『農家レストランいぶき』の美味しい食事を通して、少しだけ未来の地球に歩み寄ってみませんか?
基本情報
店名:農家レストラン いぶき
住所:藤沢市遠藤3889-1
アクセス:湘南台駅から車で15分
電話:0466-86-7602
駐車場:有り
公式 ホームページ(外部リンク)
公式 Instagram(外部リンク)
公式 Facebook(外部リンク)
※詳細は『農家レストラン いぶき』の公式サイトをご確認ください。
取材・撮影協力 農家レストラン いぶき 里 様
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