航空会社のマーケティング戦略を主研究に、LCC(格安航空会社)のビジネスモデルの研究や各航空会社の最新動向の取材を続け、経済誌やトレンド雑誌などでの執筆に加え、テレビ・ラジオなどでニュース解説を行う。2016年12月に飛行機ニュースサイト「ひこ旅」を立ち上げた。近著「コロナ後のエアライン」を2021年4月12日に発売。その他に「天草エアラインの奇跡」(集英社)、「エアラインの攻防」(宝島社)などの著書がある。
記事一覧
- 羽生結弦選手がプロアスリートへの転身を発表、所属契約のANAはこれまで9年間に渡ってサポート
男子フィギュアスケートでソチ、平昌の両オリンピックで金メダルの羽生結弦選手が決意表明の会見を行い、プロアスリートへの転身を表明した。所属契約のANAは約9年間に渡って羽生選手をサポートしてきた。
- 3連休初日の国内線、コロナ感染急拡大でもキャンセルはわずか。ただ宿泊施設の新規・直前予約は急激に鈍化
3連休初日を迎えた羽田空港。チェックインカウンターには多くの旅行者が見られた。感染者数急拡大しているがキャンセルする人は限定的である一方、これまで多かった直前予約が鈍化している。
- ANA国内線、コロナ前の便数に戻る。羽田発着便は運休便なしに
ANAは7月・8月の羽田空港発着の国内線について、コロナ前の運航便数に戻し、コロナによる需要減による減便を行わないことを発表した。夏休みの国内旅行の本格復活へ向けて動き出すことになる。
- 世界に取り残される日本を象徴。日本~アメリカ路線は満席でも日本に入国しない外国人が9割以上という実態
GWに海外旅行へ出かけた日本人も増えたが、今、日本の航空会社の国際線を支えているのは、アメリカと東南アジア間において、日本乗り継ぎで利用する3国間流動である。便によっては9割以上が外国人になっている。
- 病気と闘う子どもたち、ANAの大型旅客機A380を間近で見学し、京成スカイライナーや成田空港を満喫
病気と闘う子ども達が鉄道(京成電鉄)・空港(成田空港)・航空会社(ANA)を日帰りで満喫する企画が4月23日に開催。12家族34名が参加。コロナ禍で外出機会が減った子ども達にとって貴重な1日になった。
- 夏の海外旅行の航空券は5月までに買った方が得。6月から燃油サーチャージ大幅値上げで欧米は7万円台に
海外旅行復活の動きが見られるなか、6月1日購入分以降の燃油サーチャージをANA・JALが発表。欧米は往復7万円台、ハワイも往復4万円台後半に引き上がるなか、5月中の購入で値上げ分を回避できる。
- 渡航前に要確認「接種証明」いる?いらない? 主要国のワクチン証明最新事情
3月からワクチン3回目接種者は、ほとんどの国からの帰国時の自主待機期間が不要となり、訪問国に入国できれば、海外旅行・出張にが可能になった。海外へ出る際に必要な国が多い接種証明書の有無についてまとめた。
- まん延防止の解除が決まり、解除前でも3連休の国内旅行予約が急増した理由はなぜ?羽田空港駐車場も満車に
まん延防止等重点措置が解除される3月21日を前に、19日~21日の3連休に旅行へ出かける人が急増し、3連休初日の羽田空港は多くの人で賑わった。解除が決まる解除前でも旅行客が増えた理由について考えた。
- 羽田~仙台、羽田~福島の臨時便を運航。東北での地震による東北新幹線運転見合わせの代替手段に
3月16日に東北地方を中心とした地震の影響で東北新幹線が運転見合わせになっていることに伴い、羽田~仙台、羽田~福島の臨時便を運航することをANAが発表した。
- 3月からハワイへ行ける?ワクチン3回接種で帰国後の待機もなしに。フライト・入国条件・帰国後の流れは
3月1日から日本入国時の水際対策緩和により、日本人観光客が多かったハワイ旅行が物理的に可能となる。ワクチン3回目接種を終えていれば帰国後の自主待機もなくなる。3月以降のハワイ旅行のプロセスをまとめた。
- 3月1日から海外帰国時の待機ルール大幅緩和。日本人の海外出張・海外旅行は?3回接種で待機期間なしも
3月1日から水際対策が大幅緩和され、3回目接種を終えている場合で感染拡大国・地域以外は待機期間なしで入国でき、2回以下の接種でも国に関係なく自主待機期間も原則3日間となり、海外渡航復活へ動き出す。
- JAL、機内食風弁当を東京都内の新型コロナホテル療養者向けに配送、機内食ノウハウで冷たくても美味しい
JALは、都からの依頼で2月3日に宿泊療養施設に滞在している人向けに機内食風弁当を約1500食を届けた。機内食ノウハウを駆使し、冷たくても美味しい、国内線ファーストクラス機内食をイメージして製造した。
- ANAが「鬼滅の刃」とコラボ。炭治郎などを機体にデザインした特別塗装機はコロナ後の飛行機旅の起爆剤に
ANAが人気アニメ「鬼滅の刃」のキャラクターを機体にデザインした特別塗装機「鬼滅の刃」じぇっとが1月31日に就航した。新型コロナウイルスの感染が減少した後に飛行機旅行復活の起爆剤として期待されている。
- 海外からの水際対策、ルール違反者へ飲酒運転並みの罰則強化の声も。自主待機期間は10日間に短縮
1月15日から海外から入国時の自主待機期間が従来の14日間から10日間に短縮されたが水際対策の中で自主待機期間のルール違反者(外出や公共交通機関利用)が後を絶たず、罰則強化を再考する時期に来ている。
- 羽田空港、雪による影響で午後から欠航・遅延が出始める。便の前倒しや翌日以降への変更も可能な特別対応に
首都圏での降雪に伴い、羽田空港を発着する便で午後から欠航・遅延が出始めている。更に欠航便が増えることから、ANAやJALなど各航空会社では、便の前倒しや翌日以降への振替も可能な特別対応を実施している。
- 羽田空港大混雑、保安検査場・手荷物預けに長蛇の列。オミクロン株の影響ほぼなし、2年ぶりの帰省客目立つ
年末の帰省ラッシュのピーク日となった12月29日、羽田空港では早朝から保安検査場や手荷物預けのカウンターに長い行列ができていた。2年ぶりに帰省する人も多く、オミクロン株の影響は最小限となっている。
- 年末年始、ANA・JAL国内線は回復傾向。第6波前の旅行や2年ぶりの帰省が加速、ピークは29日と3日
年末年始の国内線が好調である。ANAやJALなど国内線各社は12月17日に年末年始の予約状況を発表したが、2年前と比べて7~8割程度まで回復する見込みとなっている。2年振りの帰省需要も堅調である。
- オミクロン株による入国制限や新規予約の混乱、対応悩む航空会社。ANA・JAL合わせ2年で1兆円赤字も
オミクロン株の影響で再び入国制限の強化、日本行き航空券の新規予約の一時停止の要請・撤回など航空会社は対応に悩んでいる。更に国際線利用者の大量キャンセルで航空会社の業績に影響が出る可能性が高まってきた。
- オミクロン株、水際対策措置の変更点一覧。日本入国後の強制ホテル待機対象国は?自主待機は一律14日間に
オミクロン株の感染が確認されている国が増えているなか、日本政府は11月29日に水際対策の強化を発表した。外国人の新規入国が停止され、日本人の帰国時の運用も大きく変更された。現時点での状況をまとめた。
- 全くの期待外れ、帰国後3日間待機に短縮も面倒すぎる手続き。日本企業の海外出張に高すぎるハードル
政府はビジネス目的の海外出張者の帰国時における自主待機期間を現在の10日間から3日間に短縮することを発表したが、3日間短縮時の手続きが煩雑であることが明らかとなり、全くの期待外れな中身になっている。
- Go Toトラベルの早期再開はあるのか?新ルールの発表もできないなど問題が山積み、準備に1ヶ月は必要
新型コロナウイルスの新規感染者数が減少していることで早期再開を求める声も多いGo Toトラベル。まだ新ルールの発表もされないなど再開へ向けて問題が山積みしている。課題と解決すべき点について考える。
- 開始2日目で250万円超え。ANA国際線ファーストクラスモックアップシートをオークション販売した訳は
コロナ禍で厳しい状況が続く航空会社。ANAでは、シート体験会などで使われた国際線ファーストクラスのモックアップシートのオークションを21日から開始。開始2日目にして想定外の250万円超えとなっている。
- シルバーウィーク初日の羽田空港。国内線利用者は昨年に比べ2~3割減少もターミナル内に活気が見られた
秋のシルバーウィーク初日の9月18日の朝の羽田空港は、昨年のシルバーウィーク初日に比べると利用者は少ないが、新規感染者数が減少傾向に転じたことで直前予約が増え、ターミナル内には活気が見られた。
- ニューヨークのレストランで日本のワクチンパスポートは使える?NY、ハワイ、フランスへ渡航時の注意点
ニューヨークで9月13日より、レストランの店内飲食などでワクチン接種証明書を提示が義務化された。日本のワクチンパスポートが使えるのか、NY、ハワイ、フランスの今の状況についてまとめた。
- 好調な国際航空貨物、ANAはシカゴへ1日最大5便。背景にコンテナ船の大幅遅延、ロサンゼルスを現地取材
コロナ禍の航空会社で好調な国際航空貨物。運賃も上昇しているが、それ以上にコンテナ船を使った海上輸送では配送までに最大数ヶ月も遅延していることで追い風に。コンテナ船の現在の状況をロサンゼルスで取材した。