
窪園博俊
時事通信社 解説委員
1989年入社、外国経済部、ロンドン特派員、経済部などを経て現職。1997年から日銀記者クラブに所属して金融政策や市場動向、金融経済の動きを取材しています。金融政策、市場動向の背景などをなるべくわかりやすく解説していきます。言うまでもなく、こちらで書く内容は個人的な見解に基づくものです。よろしくお願いします。
記事一覧
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2017年1月
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- 日銀オペはKYなのか(長文)etc=“シムズの極み”に至る約30年の軌跡
- 日経新聞「日曜に考える」にクリストファー・シムズ教授の「物価水準の財政理論(FTPL)」による財政リフレが全面展開された。マクロ経済政策は、シムズ教授の主張で極まった感がある。その軌跡を振り返る。
- 2017/1/30(月) 6:00
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- 二枚舌?の「強いドル」政策&トランプ大統領就任etc=為替版「日銀の幸運は世界の不運」
- トランプ相場の神風を喜ぶ日銀だが、世界的には不幸な事態だ。なぜなら多くの国はドル高の過剰な進展が弊害となるからだ。新興国や中国は資本流出に悩む。むしろ世界経済全体にとってドル高の是正が望ましい。
- 2017/1/23(月) 6:00
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- トランプ大統領が口先介入すると…=「ノーガード」の日本を直撃、円が急騰?
- トランプ次期米大統領が米紙で「ドルが高過ぎる」と不満を表明し、外為市場でドルが下落した。米製造業の輸出競争力を高めるためにドル高是正の口先介入を強めると、どの国への打撃が大きいのかを考察したい。
- 2017/1/18(水) 17:00
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- 理事講演の雑感&中国と一蓮托生!?etc=金融仲介改善の検討会議について
- 金融庁の審議会「金融仲介改善の検討会議について」は、首を傾げざるを得ない意見が目立った。特に実務に関する見当違いの意見は弊害が大きいように思う。それらの意見について考察を行ってみたい。
- 2017/1/16(月) 6:00
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- 年初の為替と米雇用統計&長期金利の微細な対話etc=中国のダイナミックな通貨政策
- 中国人民銀行が流動性を絞り、短期金利の急騰を覚悟した通貨安定策を講じた。外貨準備は減少し、中国経済の先行きが不安視されるが、本当にそうなのか。背景を考察すると、実は通貨安にはメリットもある。
- 2017/1/9(月) 6:00
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- 謹賀新年&個人金融資産の在り方etc=日本経済の課題と展望
- 新年なので、新聞の社説風に「日本経済の課題と展望」をテーマにしてみた。安倍政権は相変わらず「デフレ脱却」という見当違いの課題に固執しているが、日本にとって中長期的に重要なことは何かを考えてみたい。
- 2017/1/2(月) 6:00
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