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声明美学の逆転&円急落の考察etc=なぜ物価専念を懸念するのか

窪園博俊時事通信社 解説委員
金融政策の現状維持で円安を加速させた日銀の植田総裁。(写真:つのだよしお/アフロ)

(第708号・2024年4月29日発行)

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_/_/ 目次 _/_/

・トピックス………………… 「声明美学の逆転」

              「円急落の考察」

              「雑記」

・ポイント…………………… 「なぜ物価専念を懸念するのか」

■ トピックス ・・・・・‥‥‥………

<声明美学の逆転>

 日銀は先週の決定会合で、現状維持を決めた。その影響は下のトピックスやポイント解説で詳しく触れるが、まずは声明文の体裁について。きれい(正常化)になったのだが、それを逆に捉える向きがいたことに驚愕した。醜悪な声明を長く続けた異次元緩和の副作用だろう。

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時事通信社 解説委員

1989年入社、外国経済部、ロンドン特派員、経済部などを経て現職。1997年から日銀記者クラブに所属して金融政策や市場動向、金融経済の動きを取材しています。金融政策、市場動向の背景などをなるべくわかりやすく解説していきます。言うまでもなく、こちらで書く内容は個人的な見解に基づくものです。よろしくお願いします。

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