
木村浩嗣
在スペイン・ジャーナリスト
編集者、コピーライターを経て94年からスペインへ。98年、99年と同国サッカー連盟のコーチライセンスを取得し少年チームを指導。2006年に帰国し『footballista フットボリスタ』編集長に就任。08年からスペイン・セビージャに拠点を移し特派員兼編集長に。15年7月編集長を辞しスペインサッカーを追いつつ、セビージャ市王者となった少年チームを率いる。サラマンカ大学映像コミュニケーション学部に聴講生として5年間在籍。趣味は映画(スペイン映画数百本鑑賞済み)、踊り(セビジャーナス)、おしゃべり、料理を通して人と深くつき合うこと。スペインのシッチェス映画祭とサン・セバスティアン映画祭を毎年取材
記事一覧
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- ロシアW杯17日目。あくび連発スペイン、クロアチア苦戦の裏に“一発勝負恐怖症”。日本にもチャンスあり
- マッチレビューではなく大きな視点でのW杯レポートの16回目。大会17日目の2試合で見えたのは、あくび連発スペインの敗退、クロアチア苦戦の裏に“一発勝負恐怖症”。だから、日本にも勝機……
- 2018/7/2(月) 21:13
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- ロシアW杯16日目。メッシとロナウドの戦術的&人材的孤立と、フランスとウルグアイの順当勝利
- マッチレビューではなく、大きな視点でのW杯レポートの15回目。観戦予定の計64試合のうち大会16日目の2試合で見えたのは、フランスとウルグアイの順当勝利と、メッシとロナウドの戦術的&人材的孤立だ。
- 2018/7/1(日) 20:29
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- ロシアW杯15日目。日本なら許す、あの幕切れ。ベルギーとイングランドは駄目。セネガルは不運だった
- マッチレビューではなく大きな視点でのW杯レポートの14回目。観戦予定の計64試合のうち大会15日目の4試合で見えたのは、日本なら許す、あの幕切れ。ベルギーとイングランドは駄目。セネガルの不運……。
- 2018/6/29(金) 21:17
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- ロシアW杯14日目。敗退済みも、可能性小も勝ちに行った! 引き分け狙いに正当なサッカーの神の罰
- マッチレビューではなく、大きな視点でのW杯レポートの13回目。大会14日目の4試合で見えたのは、勝ちに行った“敗退済み”と“可能性小”が手にした栄誉。“引き分け狙い組”に正当なサッカーの神の罰……。
- 2018/6/28(木) 21:56
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- ロシアW杯13日目。アルゼンチン戦のジャッジに疑問、大会初のスコアレスドローはやっぱり、あの試合
- マッチレビューではなく大きな視点でのW杯レポートの12回目。大会13日目の4試合で見えたのは、アルゼンチンを追い込んだジャッジ、引き分けOKの試合はやはりスコアレスドロー、ペルー40年ぶり勝利……。
- 2018/6/27(水) 19:39
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- ロシアW杯12日目。“VARの大会”でイベリア半島組の泣き笑い、イランに喝采、ウルグアイの“別の顔”
- マッチレビューではなく大きな視点でのW杯レポートの11回目。大会12日目の4試合で見えたのは、VARが“ジャッジした”ポルトガル、スペインの泣き笑い。イランに喝采、ウルグアイの“別の顔”……。
- 2018/6/26(火) 21:29
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- ロシアW杯11日目。こんな強い日本は初めて。ポーランド攻略はサイドから。イングランドの“追い風参考”
- マッチレビューではなく大きな視点でのW杯レポートの10回目。大会11日目の3試合で見えたのは、本当に強くなった日本と、レバンドフスキが消える仕組み、楽勝イングランドの“参考試合”について。
- 2018/6/25(月) 19:51
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- ロシアW杯10日目。ドイツ勝利1分前の絶対許せないミス。韓国の大健闘、大勝ベルギーに不吉な前例
- マッチレビューではなく大きな視点でのW杯レポートの9回目。観戦予定の全64試合のうち大会10日目の3試合で見えたのは、ドイツ勝利1分前の許せないミス、韓国の大健闘、大勝ベルギーに不吉な前例……。
- 2018/6/24(日) 20:12
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- ロシアW杯9日目。クラブでは不遇シャキリ、K.ナバスの活躍。流行のロングスローの小さくないリスク
- マッチレビューではなく大きな視点でのW杯レポートの8回目。観戦予定の全64試合のうち大会9日目の3試合で見えたのは、クラブでは不遇のW杯のヒーロー、流行のロングスローに潜むカウンターリスクだ。
- 2018/6/23(土) 20:32
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- ロシアW杯8日目。意気消沈のメッシで考えるエゴとリーダーシップ。敗者の悪循環と勝者の好循環
- マッチレビューではなく大きな視点でのW杯レポートの7回目。観戦予定の全64試合のうち大会8日目の3試合で見えたのは、メッシの性格とリーダーの適性、第1戦で学んだチームと迷い続けるチームの姿だ。
- 2018/6/22(金) 19:39
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- ロシアW杯7日目。ボールを持って守る、スペインもお粗末でした。イランの狡猾さとサウジの無邪気さ
- マッチレビューではなく大きな視点でのW杯レポートの6回目。観戦予定の全64試合のうち大会7日目の3試合で見えたのは、日本のお手本になれないスペインの拙さと、お人好しでは勝てないサッカーのシビアさだ。
- 2018/6/21(木) 19:35
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- ロシアW杯6日目。1点リード&数的有利を生かせなかった教訓、「単調」でも脅威のアフリカらしさ
- マッチレビューではなく大きな視点でのW杯レポートの5回目。観戦予定の全64試合のうち大会6日目の3試合で見えたのは、数的有利時のマネージメントの拙さと、単調だが強いアフリカサッカーの脅威である。
- 2018/6/20(水) 20:38
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- ロシアW杯5日目。格上の「強さ」と格下の「無力感」。単調・単発の韓国の攻撃は日本にも共通か?
- マッチレビューではなく大きな視点でのW杯レポートの4回目。観戦予定の全64試合のうち大会5日目の3試合で見えたのは、格下のチームの無力感。特に、日本にも共通するかもしれない韓国の攻撃の単調・単発さだ。
- 2018/6/19(火) 19:21
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- ロシアW杯4日目。日本はメキシコになるべきか? ブラジルの驕りと意外なプランBの不在
- マッチレビューではなく、大きな視点でのW杯レポートの3回目。観戦予定の全64試合のうち、大会4日目の3試合で見えてきたのは、メキシコ流サッカーの可能性と絶対的な優勝候補ブラジルの脆さである。
- 2018/6/18(月) 20:52
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- ロシアW杯3日目。VAR発動で偽善時代の終わり、強力な攻撃タレントを有するチームのジレンマ
- マッチレビューではなく、見えてきた戦術的な傾向や前評判との相違点、ジャッジなど大きな視点でのW杯レポートの2回目。観戦予定の全64試合のうち、大会3日目の4試合で見えてきたものとは?
- 2018/6/17(日) 21:23
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- ロシアW杯1日目、2日目。見えてきたアジア勢が戦える条件と、消えないスペインの憂鬱
- 南アフリカ、ブラジルに続き全64試合観戦を3大会連続でやるつもりだ。マッチレビューは他の速報記事に任せて、見えてきた戦術的な傾向や前評判との相違点、ジャッジなど大きな視点でのレポートをしてみたい。
- 2018/6/16(土) 20:34
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- メッシ VS ロナウドのもう1つの戦い:税金逃れ。ちゃんと納税するのが本物のヒーローだ!
- 4月4日スペインで確定申告がスタートする。この時期は特にはらわたが煮えくり返る。サッカー選手の脱税行為についてだ。なぜ年間数十億円を稼ぐ者たちが、豊かではないこの国で税金逃れを企てるのか?
- 2018/3/29(木) 12:00
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- ベンチ入りすらゼロ。“スポンサー付きリーガ移籍”サウジアラビア選手の寂しい「その後」
- 1月21日リーガエスパニョーラに9人のサウジアラビア人選手が加入したことは、大きなニュースになった。あれから2カ月、“ウインウインウイン”のはずだったこのビジネスは、スポーツの論理に跳ね返された。
- 2018/3/27(火) 16:00
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- 乾貴士、ベティス移籍が実現すれば、どう「変身」せねばならないか?
- ベティスのホームゲームはほぼすべて取材しているし、監督にもロングインタビューをしているので、プレー哲学は承知しているつもりだ。乾はベティスではどう使われるか?エイバル時代とは何を変えねばならないか?
- 2018/3/20(火) 8:00
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- サン・セバスティアン映画祭最優秀作『ザ・ディザスター・アーティスト』。巨大な馬鹿げた行為はアートか?
- サン・セバスティアン映画祭の最優秀作品賞『ザ・ディザスター・アーティスト』の日本公開がなかなか決まらない。この受賞には批判があった。わかる気がする。この作品は壮大な「内輪向け映画」なのだ。
- 2018/3/15(木) 16:00
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- 半魚人を愛せるならデート向けかも。アカデミー作品賞『シェイプ・オブ・ウォーター』(ネタバレあり)
- この作品がデート向けかどうかは、半魚人を受け入れられるかで決まるだろう。リアルな造形の両生類に、あなたもしくはあなたの彼女は恋できるか? 主人公に感情移入して「素敵だわ」と、うっとりできるかどうか?
- 2018/3/10(土) 12:00
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- 勧善懲悪でも露悪でもない。名作『スリー・ビルボード』のリアルな居心地の悪さ
- 白でも黒でもないものは気持悪い。はっきりしない、割り切れない、煮え切らないことは居心地が悪いものなのだ。だけど大人は知っている。世界は善と悪によってできているのではなく、グレーゾーンが存在することを
- 2018/2/9(金) 14:19
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- 『デヴィッド・リンチ:アートライフ』。変な映画を作るも…、極めてまっとうな芸術家人生(ネタバレあり)
- 梅干しみたいな顔の木、目が縫われた裸の女、突然踊り出すオードリー……。『ツイン・ピークス』シーズン3で我われを“迷子”にしたデヴィッド・リンチ。このドキュメンタリーで見たのは、意外な彼の姿だった。
- 2018/2/1(木) 16:00
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- “ほのぼのとした良い話”とは180度異なる視線で見る、『ライオンは今夜死ぬ』(ネタバレあり)
- あなたは老いについて考え生きる歓びを得て、映画館を後にすることになる。それは間違いない。私も昨年10月サン・セバスティアン映画祭で見た時にはそう思った。だが、それだけで終わっていいのか?
- 2018/1/24(水) 16:00
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- シッチェス映画祭最優秀作『ジュピターズ・ムーン』(1月27日公開)が告白する、“罪深きヨーロッパ”
- 『ジュピターズ・ムーン』は極めてヨーロッパ的だ。ジュピター(木星)のムーン(月)は衛星エウロパであり、未曽有の危機にある移民問題をテーマとしており、物語と映像が“キリスト教的”であるからだ
- 2018/1/19(金) 16:00