【英会話】take a rain check「雨のチェックをする!?」ってどういうこと?
皆さんこんにちは。ForB(フォービー) Englishの番場です。本日は「take a rain check」の意味を例文を使いながらご説明します。
「take a rain check」は「雨のチェックをする」と訳したくなりますが、実際はどんな状況で使われるのでしょうか。それでは例文を見てみましょう。
例文1
A: Hi Warren. Why don't we go to the new hamburger restaurant tonight?
B: Hi Julia. Can I take a rain check on that? I have to write up the report by tomorrow.
AさんがBさんに、「ねえ、ウォーレン。今夜は新しいハンバーガーレストランに行かない?」と聞きました。「Why don't we ~」は理由を聞いているわけではなく、「一緒に~しない?」というお誘いの表現ですね。
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それに対してBさんは、「やあ、ジュリア。Can I take a rain check on that? 明日までにレポートを書き上げないといけないんだ。」と答えました。「write up」は「書き上げる」という意味ですね。ここで雨のチェックをするのはおかしいですね。
それでは次に例文2を見てみましょう。
例文2
A: John and I are going to the movies tomorrow. Do you want to go?
B: I'll take a rain check. I’m leaving on a business trip tomorrow.
AさんがBさんに、「ジョンと私は明日映画を見に行くんだけど、行く?」と聞きました。それに対してBさんは、「I'll take a rain check. 明日から出張なんだ。」と答えました。「business trip」は「出張」のことですね。
これらの会話から「take a rain check」にはどんな意味があると考えられるでしょうか。
take a rain check = do something at another time
「take a rain check」は「do something at another time(またの機会にする)」という意味になります。何かに誘われたり、招待を受けたけど、その時は都合が悪くて断るときに使います。
「rain check」は、スポーツの試合が雨で中止になったときに、チケット購入者が受け取る「雨天順延券」のことを指すのですが、「またの機会」という意味でも使われるんですね。
例文1では、Aさんからハンバーガーレストランに行かないか誘われたBさんが、レポートを書かなければいけないので、「Can I take a rain check on that?(またの機会でいい?)」と伝えていました。
例文2では、Aさんから映画に誘われたBさんが、出張の予定が入っていたために、「I'll take a rain check.(またの機会にする。)」と言っていました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?誰かから招待を受けたり、誘われたりしたときに、都合が悪かったら、「I'll take a rain check.」や「Can I take a rain check?」と言ってみてください!
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