【英会話・間違いあるある】Natto is made from soybeans. どこが変?
皆さんこんにちは。ForB(フォービー) Englishの番場です。本日は日本人がよく間違える英語の使い方について、ご説明します。
それではまず、例文を見てみましょう。「Natto」は「納豆」のことです。
例文
Natto is made from soybeans.
この例文のどこが変だと思いますか?「soybean」は「大豆」を意味するので、この文を日本語に訳してみると、「納豆は大豆からできている」となり、問題ないように思えるかもしれません。
この文の間違っている箇所は、「from」です。「from」を「of」にすると正しい英文になります。
あれ?でも「be made from ~」ってなかった?と思われた方もいるかもしれません。「be made from ~」も「be made of ~」も英語の表現としてはあります。両方とも「~からできている」という意味で使われます。
但し、前後の名詞によって、「of」を使うのか「from」を使うのかが変わります。まず、「be made of ~」から見ていきましょう。
「be made of ~」
Natto is made of soybeans.(納豆は大豆からできている。)
この文では、「be made of ~」の前後に、納豆と大豆があります。納豆を見た時に、大豆が納豆に入っていることがわかります。見た目から何からできているか判断できる場合は「of」を使います。その他の例では、下記のような文が考えられます。
・A book is made of paper. (本は紙からできている。)
・The wallet is made of leather.(その財布は皮でできている。)
それでは次に「be made from ~」の例を見ていきましょう。
「be made from ~」
Soy sauce is made from soybeans.(醤油は大豆からできている。)
「soy sauce」は「醤油」のことですね。この文では、「be made from ~」の前後に、醤油と大豆があります。醤油を見た時に、大豆からできているかどうかはわかりません。見た目では何からできているか判断できない場合は「from」を使います。その他の例では、下記のような文が考えられます。
・Paper is made from wood. (紙は木からできている。)
・Wine is made from grapes. (ワインはブドウからできている。)
まとめ
いかがでしたでしょうか?日本語訳は同じでも、英語にすると表現が異なる場合もあるんですね。「be made of ~」は見た目から判断できるもの、「be made from ~」は見た目から判断できないものに使うことを忘れないようにしてください!
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