絶対に食べておかねばならない 恵比寿のステーキ専門店「厳選」3軒
恵比寿で今食べるべきステーキとは?
焼肉、しゃぶしゃぶ、ハンバーグなど、牛肉の料理は数あれど、美味しい牛肉を最もシンプルに味わう料理と言えばやはり「ステーキ」だ。本来、厚切りの肉を意味する言葉の「steak」だが、日本では厚切りの肉を焼き上げた料理を意味する。日本では明治時代後半に洋食店などで「ビフテキ」として出されたのが始まりだ。
今では高級なステーキ専門店からカジュアルに楽しめるチェーン店まで、多くのステーキ店が人気を集めている。感度の高い飲食店が集まる街「恵比寿」には、価格はリーズナブルながらもハイクオリティなステーキを楽しめる店がいくつもある。ステーキ好き、肉好きの人は必ず行くべき店ばかりだ。
厳選された和牛の様々な部位を楽しめる『THE KINTAN STEAK』
恵比寿ガーデンプレイスタワー38階から、東京の夜景を一望出来るスタイリッシュなレストラン。『THE KINTAN STEAK』(東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー38F)は、人気焼肉店『KINTAN』が手掛ける初のステーキレストラン。焼肉同様に職人の目利きで選ばれた和牛を部位ごとにステーキスタイルで楽しむことが出来る。
『KINTAN』のスペシャリテである「30日間熟成牛タン」はもちろん、黒毛和牛の赤身やサーロイン、仙台牛のランプやイチボなどを120gからセレクト出来るので、好みの部位を組み合わせて味わえる。熱々の鉄板で提供されるので、食欲をそそる香りと共に上質な牛肉を堪能出来るのも魅力だ。フレンチシェフによる一品料理やコースがあるのも注目したい。
熟成肉を日本初の回転式薪火グリルで焼き上げる『L’IGNIS』
JR恵比寿駅から徒歩5分。恵比寿通り沿い恵比寿四丁目交差点に佇む、ガラス張りの開放感あふれる空間。『L’IGNIS』(東京都渋谷区恵比寿4-27-1)は、イタリアンや和食など数々の人気レストランを展開する『グローバルダイニング』が、2016年にオープンしたグリル業態。店内に入ると香ばしい香りが漂い食欲を誘う。
日本でもいち早く熟成肉に着目し、自家製熟成肉を手がけてきた『グローバルダイニング』。厳選した国産ブランド牛の雌牛を自社倉庫でドライエイジングしたものを、日本初上陸となる回転式の薪火グリルを使って焼き上げる。炭火とは違った薪の香りをまとったステーキに、新鮮な野菜なども添えて。味だけではなく香りを楽しむことが出来るステーキだ。
パリで人気の塊肉ステーキを味わえる『恵比寿 サクレフルール』
JR恵比寿駅西口の恵比寿駅前通りから一本入った路地に、2024年6月オープンしたばかりの注目店が『恵比寿 サクレフルール』(渋谷区恵比寿西1-7-10)。フランスパリ・モンマルトルで人気のビストロ『Sacrée Fleur』の日本進出4号店。フランス人がこよなく愛する、ステーキとフライドポテトを盛り合わせた「ステックフリット」をカジュアルに楽しむことが出来る店だ。
肉は赤身の旨味で定評があるオーストラリア産WAGYUのウチモモや国産牛のヒレやミスジを使用。薪火を使って丁寧に火入れしたステーキは、厚さ25ミリのホットストーンと共に提供されるので、自分好みの焼き加減で仕上げることが出来る。フランス本店でも使われているフランス産シャロレー牛を低温調理したタルタルなど、サイドメニューも必食のものばかりだ。
今回ご紹介した店はいずれも上質なステーキをリーズナブルに、かつスタイリッシュに楽しめる店ばかり。家族や仲間との利用はもちろんデート使いも出来るので、知っておいて損はないだろう。美味しいステーキを食べたいと思ったら、迷わず恵比寿に行ってみよう。きっと自分好みのステーキが見つかるはずだ。
※写真は筆者によるものです。
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