藤沢市内でも洋菓子の名店として知られる『シュテルン』。藤沢駅から車で15分ほどの、藤沢市村岡東にあります。

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今日は、こたつのなかでほっこり食べたい、珍しい焼菓子をご紹介します。

その焼菓子は「農商工連携88選」の賞状スタンドが飾られたコーナーに並んでいます。

「農商工連携88選」とは、農林水産省と経済産業省が農林水産業者と商工業者が連携して、それぞれの技術や特徴等を活用している先進的な取組みを選定したもの。神奈川県からは『神奈川県農協茶業センター』で加工された「足柄茶」と「足柄GABA茶」を使った『シュテルン』の焼菓子が選ばれました。

その3つの商品がこちら。

「足柄GABA茶」を使った「ギャバフリアン（1個180円）」、「足柄茶」を使った「湘南菓族マルキーズ（1個180円）」、「足柄抹茶」を使った「ダックワーズ（1個180円）」です。

なかでも「ギャバフリアン」の味の濃さといったらすごいの…。渋みの少ない足柄茶を遠赤外線で香ばしく焙煎し、GABAを飛躍的に増量した「足柄GABA茶」は、とにかくお茶が凝縮された味わい。今までに味わったことのない「抹茶とも違うコクのある風味」が特徴で、ガツンとくるお茶の味に衝撃を受けました。

そのほかの2点について『シュテルン』の渡部さんは「『湘南菓族マルキーズ』はフィナンシェに近いテイストですが、当店オリジナルの焼菓子です。『ダックワーズ』は抹茶が苦手な方でも食べやすく仕上げた、甘くて軽い焼菓子ですよ」と話します。どの焼菓子も、お茶の味わいがはっきりしているものの、子どもでも楽しめる「苦くない」スイーツ。1個100円台とは信じられない美味しさですよ。

おまけにもうひとつ、ほっこり美味しい「湘南ぽてと（1個180円）」もご紹介。

見た目は「サツマイモ」で作られた「スイートポテト」のようですが、食感がホクホク・ホロホロしています。「サツマイモ」よりも素朴なお味がするこの素材は一体…？

「材料やレシピは秘密です」と話す渡部さん（ヒントは「湘南ぽてと」…“ポテト”です）。気になる方は、ぜひ店頭で詳細をたずねてみてくださいね。笑

どの焼菓子も、オリジナリティあふれる傑作。冬のおうち時間に『シュテルン』の特別なスイーツで、心あたたまるひと時を。