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初めて見た客は「まず“どら焼き”と勘違い」続け様に売れていく「藤沢市の観光名産品」これ何?食べてみた

ころんころライター(藤沢市)

藤沢市のみなさまこんにちは。今日も3時のおやつタイムを心待ちにしている、筆者ころんころです。

本日のおやつは、鵠沼海岸にお店を構える『御菓子司 華月』の「鵠餅(くぐいもち/つぶ餡・こし餡各1個230円、消費期限3日)」です。

1974年創業の老舗和菓子店『御菓子司 華月』。

伝統の銘菓から華やかな生菓子まで、店内には彩り豊かな和菓子が所狭しと並びます。

その中で、店主の片倉さんが「これは『どら焼き』ではありません。初めて見たお客さまは『どら焼き』と勘違いされることが多いですね!笑」と話す、「どら焼き」そっくりの「ふじさわ観光名産品」がこちら。

来店するお客さんが次々買い求める「鵠餅(くぐいもち)」
来店するお客さんが次々買い求める「鵠餅(くぐいもち)」

「鵠餅(くぐいもち)」

片倉さんは、「かつて白鳥が飛来したことに由来する地名『鵠沼』の一字をとり『鵠餅』と名付けました。皮には餅粉を使っており、しっとり、そしてもっちりとした食感が特徴です。また、つぶ餡は小豆の粒を美しく保つため、機械を使わず、木べらを使ってていねいに手作業で練り上げています」と説明します。

「鵠餅」(写真左/つぶ餡、写真右/こし餡)
「鵠餅」(写真左/つぶ餡、写真右/こし餡)

見た目は「どら焼き」そのものですが、片倉さんが話す通り「皮」の質感が全くの別物。撮影のため、半分にちぎろうとすると、指先には“モチ~ッ”とした不思議な伸縮性が伝わり、驚きを覚えます...。

小豆の形を美しく残したコクのある「つぶ餡」
小豆の形を美しく残したコクのある「つぶ餡」

食べた感想としては、一般的な「どら焼き」よりも全体的にしっとりとした質感で、口当たりが良く食べやすい印象(口の中の水分を持っていかない感じ)。

たっぷりと詰められた餡は、コクがありキレの良い甘さで飽きの来ない味わいです。餅粉の食感をより楽しむためには、購入後できるだけ早く食べるのがポイントだそうですよ。

さらりとした甘さの「こし餡」
さらりとした甘さの「こし餡」

ぱっと見では「どら焼き」と勘違いしてしまう、地域に根ざした「ふじさわ観光名産品」『鵠餅』。年末年始の手土産として、一目置かれるご当地おやつに間違いありません。

基本情報
店名:御菓子司 華月
住所:藤沢市鵠沼海岸7-17-15
アクセス:小田急江ノ島線「鵠沼海岸駅」より徒歩5分
電話:0466-34-1305
定休日:水曜日
駐車場:無し(近隣のコインパーキングをご利用ください)

公式 ホームページ(外部リンク)
※詳細は『御菓子司 華月』の公式サイトをご確認ください。

取材・撮影・校正協力 御菓子司 華月 片倉様
※御菓子司 華月様のご協力により、撮影用商品を無償でご提供いただきました。この場をお借りして、心より御礼申し上げます。

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ライター(藤沢市)

湘南エリアの複数メディアや紙面、昭文社「まっぷるトラベルガイド」などで、記事執筆&撮影を担当。取材スポットは1000ヶ所超え。そんな取材後記や、徒然なるままのゆるゆる日暮らしを、Instagramに綴っています。ほわっとあたたかくなる「神奈川県藤沢市」の情報をお届けできたら幸いです。※毎週日曜の20時10分に、LINEを通じて1週間分の記事を「まとめてお届け (ダイジェスト配信)」しています。友だち追加すると、藤沢市の話題(特に美味しいもの情報)に困りません。

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