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【40%も捨てている】「やってはいけない」トマトの下処理。栄養の無駄使い

こんにちは、料理家ふらおです。

体に嬉しい栄養素を多く含む「トマト」ですが、下処理のしかたによっては貴重な栄養素を40%も捨ててしまっているかも…。

今回は「やってはいけないトマトの下処理」とその理由をご紹介します。トマトの栄養素を無駄なく摂れるようになりませんか。

やってはいけない下処理とは?

先に結論をご紹介します。「やってはいけない下処理」とは…「皮をむく」ことです。

トマトには、老化生活習慣病を予防する「リコピン」が多く含まれますが、そのうち約40%が「皮」に含まれているといわれます。

また、お肌や目、粘膜などを守ることにつながる「βカロテン」も「皮」に多く含まれています。

このように、誰もが「摂りたい!」と思える貴重な栄養素が「トマトの皮」には豊富に含まれているということです。

この皮を「いつも取り除いてるから何となく…」という理由で剥いてしまっているなら、それは非常にもったいないことかもしれません。

なるべく「皮ごと」食べたいトマト
なるべく「皮ごと」食べたいトマト

トマトは朝に食べるといいの?

また、栄養素は体内リズムによって消化・吸収される量が変化します。強い抗酸化作用を持つ「リコピン」の場合は朝に摂るのがオススメ。昼の約1.3倍、夜の約1.4倍も吸収率がアップするといわれています。

「朝食にトマトを一品加える」と覚えておくと良いかもしれませんね。トマトジュースや野菜ジュースを上手く活用するのも一つの手です。

まとめ

  • トマトに含まれるリコピンは約40%が皮に!なるべく皮をむかずに食べると◎
  • リコピンの吸収率は朝がベター!朝食にトマトを加えると◎

もうすぐ夏野菜が出回り始める時期。ぜひ美味しく賢くトマトを召し上がってくださいね。

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