【大阪市・心斎橋】関西人好みにアレンジされたレベルの高い家系ラーメンが心斎橋に誕生!
京都の人気家系ラーメン店「麺家 あくた川」系列の最新店が心斎橋に!
今回紹介したいのは、家系ラーメンのお店。“家系”というジャンル自体はラーメン好きであれば聞いたことがあると思いますが、関西では歴史が浅いため、その定義があまり知られていません。
豚骨や鶏ガラから取ったベースに醤油のタレを混ぜた白濁した豚骨醤油スープ、太麺、ほうれん草、チャーシュー、海苔のトッピングというのがスタンダードな構成。発祥の地である横浜を中心にたくさんの店があり、その多くが店名に「○○家」という店名であるため、“家系ラーメン”や“横浜家系”と呼ばれています。
今回紹介したいのは京都の人気家系ラーメン店「麺家 あくた川」の姉妹店である「麺家よし川」。2023年3月9日、心斎橋にオープンしたばかりです。
「麺家 よし川」があるのは、OsakaMetro心斎橋筋から徒歩2分ほど。長堀通の1本北側の通で心斎橋筋北商店街から少し入ったところにあります。
店内は、カウンター席のみ。
奥まで席があり、全部で20席とラーメン店としては多めです。
真っ赤なカウンターは広め。
ラーメンは潔く1種類!
入口そばに設置された券売機で食券を購入。らーめん(並)830円をベースに、ネギ、煮玉子、チャーシューを追加したよし川らーめん(並)1,130円などもありますが、基本的にスープは1種類のようです。味付け玉子+100円、チャーシュー+300円、京都知七の九条ネギ+300円、生卵+80円、味付け玉子+100円、キャベツ+150円、ほうれんそう+150円、チーズ+100円、極太メンマ+100円、のり+100円とトッピングがかなり多め。
らーめん(並)830円+ごはん50円
ベーシックなラーメンにごはんを付けました。ごはんは家系ラーメンでは定番。こちらではおかわり自由です。注文時にスタッフの方から麺の硬さ・味の濃さ・油の量を聞かれるのでオーダーを。かため、普通、普通にしました。
家系の基本通り、チャーシューのほかに、のり3枚とほうれんそうがのっています、
スープの粘度は低いのですが、豚と鶏の濃厚な旨味。醤油ダレとの組み合わせが深いコクを生み出します。
太麵はプリッと弾力があり、短め。モグモグと食べる感じも心地よい。
大判のチャーシューは、しっとりやわらかくて肩ロースらしい旨味。
家系のお約束である、ほうれんそう。スープと絡むと絶妙です。
チャーシュー同様、大判ののりはスープに浸すとグッと旨みが増します。麺をのりで巻いて食べるのもおすすめ。
ごはんを一緒に注文することには意味がある!
家系ラーメンはごはんと一緒に食べるのが定番なのですが、こちらでは豆板醤をのせて食べるのがおすすめ。
また、豆板醤をちょっとのせたごはんにスープをかけてのりでくるりと巻いて食べるのもお店のおすすめ。家系にごはんが必要だと思わせてくれました。
これまで食べた家系は最初からガツンとくるタイプのものが多かったのですが、最初はおとなしくすっとやって来て、途中からグッとコクが現れる。しっかり旨味を感じさせてくれる家系の中でも上品なタイプでした。
家系らーめん 麺家よし川 心斎橋
住所/大阪市中央区南船場3-5-27 アルファ心斎橋 1F
営業時間/11:00~15:00、17:00~22:00
休日/月曜
席数/20席(カウンターのみ)
交通/OsakaMetro心斎橋駅①出口から徒歩約2分
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