【藤沢市】詰まっているものを全部見せ!住宅街の路地裏に現れた「謎に売れてる自販機」の秘密
まずはその自販機の場所までご案内します。
小田急江ノ島線「長後駅」東口を出て「長後湘南台線」を数分北上。
お寿司屋さん『鮨信』へ続く角を曲がり…
『インテリアグリーンAQUA』の角を道なりに左へ曲がります。
その先を今度は右へ。
すると「サントリー」の青い自販機の裏側に、その「売れてる自販機」が隠れています。飲料を販売する自販機ではないだけに、中身がとても気になります。
近付いてみると、藤沢観光名産品「湘南菓族シリーズ」でも有名な老舗洋菓子店『シュテルン』のポップや…
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長後の農園『ふるうつらんど井上』のポップが貼られています。
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それぞれのBOX内をじっくりのぞくと、『ふるうつらんど井上』の「新鮮野菜(ベビーリーフ・春菊・みかん・じゃがいも・玉ねぎ・白菜など、旬のもの)」や「フルーツジャム(500円)」、『パン工房あゔにーる』の「サブレ(200円)」、『シュテルン』の「焼き菓子5種詰め合わせ(1,000円)」などが入っていました。
どれも地域の商品で良心的な価格設定。ちょっとした食材の調達に助かるばかりか、食後のスイーツまで入っていて気が利きます。笑
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こちらの自販機を管理されているのは、生活介護事業所『湘南ジョイフル』のみなさん。2021年10月に設立されたばかりの地域に根ざした新しい事業所です。
社会福祉法人藤沢育成会の宗像さんにお話をうかがうと、自販機の中の「ベビーリーフ」などは『湘南ジョイフル』のみなさんが『ふるうつらんど井上』でお手伝いしているものとのこと。また『シュテルン』の焼菓子の販売については、地域事業への参加をきっかけに生まれた「コラボ企画商品」なのだそう。単に商品を自販機で委託販売するだけでなく、そこには「地元愛が詰まっている」点も魅力的ですよね。売れ行きも好調だそうですよ。
事業所のようすも、少しだけ見学させていただきましたよ。
取材時、英字新聞を再利用したエコバッグを製作していた利用者さん。「この作業の難しいところはね…」と、こだわりのポイントや工夫を教えてくれました(持ち手部分の糊付けに苦労されるそうですよ)。
こちらが完成品。
すべてが一点物で本当に素敵なの。手に取ると、既製品にはない温かみを感じます。現在は事業所等で少数販売(1袋200円~)に対応しているそうですが、気になる方はぜひお問合せを(0466-47-6108)。
こうした受注作業や農作業(草むしりや収穫等)、委託販売(法人内事業所の製品や近隣農家の野菜等)、地域活動(施設周辺、駅周辺での清掃活動)などに取り組む『湘南ジョイフル』のみなさん。まだ開所して日が浅いこともあり、一緒に活動できる仲間を募集しています。詳細は公式 ホームページ(外部リンク)をご確認の上、お問い合わせくださいね。
「今後は、四季を通じてさまざまな収穫物や、地域の商品を自販機に並べる予定です」と話す宗像さん。続けて「地域の方に、コロナ禍でも楽しめるサービスを提供していきたいですね」と言います。
地域密着の「自販機」をはじめとした『湘南ジョイフル』のさまざまな取り組み。たくさんの人たちから、愛される存在になりそうですね!
基本情報
店名:湘南ジョイフル
住所:藤沢市高倉650-3
アクセス:小田急江ノ島線「長後駅」東口より徒歩3分
電話:0466-47-6108
駐車場:無し(近隣のコインパーキングをご利用ください)
公式 ホームページ(外部リンク)
※詳細は『社会福祉法人藤沢育成会』の公式サイトをご確認ください。
取材協力 社会福祉法人藤沢育成会 宗像 様
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