北海道の中心部・札幌や千歳とオホーツク圏を結ぶ夜行バスは、北海道バス・北見特急ニュースター号(札幌ー北見)、斜里バス・イーグルライナー(札幌→斜里・ウトロ)、千歳オホーツクエクスプレス(網走→北見→新千歳空港→南千歳駅)の3種類。ドリーミントオホーツク号(札幌ー北見・網走)の夜行便がなくなった現在、両方向・毎日運行される路線は北見特急ニュースター号のみとなっています。

イーグルライナー夜行便は斜里・ウトロ行で、毎日運行だけど北見や網走には停車しません。また千歳オホーツクエクスプレスは週末と繁忙期の運行で、新千歳空港・南千歳駅行のみ。
そのためオホーツク圏発着の夜行バスは、北見特急ニュースター号がメインといえるでしょう。

筆者は北見→札幌での移動で北見特急ニュースター号夜行便に乗車しました。なお昼行便及び北見特急ニュースター号の車内などの詳細については、

札幌都心から北見へ！JR石北本線特急のライバル・北見特急ニュースター号昼行便

を参照願います。

北見駅南口より乗車

筆者は北見から札幌へ戻る際に北見駅前から利用しました。北見駅前乗り場は南口です。

筆者を含む乗客の多くは北見駅北口と南口を結ぶ「みんとロード」の出入口付近で待機していましたが、暖房がないため、バスが来るまで各自の送迎車の中にいた人もいました。

発車時刻23:35の５分前、東武イーストモール端野店より到着。

当日は東武イーストモール端野店から既に３人乗車済で、北見駅南口から筆者を含めて20人。

北見特急ニュースター号昼行便は乗務員1人で運行ですが、夜行便は2人体制。運転席に1人いて乗車チェックと座席案内、もう1人が乗客の荷物をトランクに入れる係でした。
乗客は若い世代が中心で、筆者のような中年はわずかで目立ちます。

昼行便ではネット予約時に座席を指定出来ますが、夜行便の座席は北海道バスが決定。女性が車内後側、男性が前側です。筆者は乗車待ち列最後の方に並びました。

バスは定刻より少々遅れて北見駅南口を発車。

最後の乗車停留所・西7号線で3人乗車。23:50に発車後、運転手から案内が行われました。

夜行便で乗客の多くが就寝中のため、昼行便とは違った体制がとられています。一時降車場所に到着した時に起きていないと、降車してトイレには行けません。

休憩場所は昼行便と同じでした。

車内消灯は0:05。
また留辺蘂町での運転停車は0:20に金華パーキングエリアで行われました。国道242号常紋峠の手前にある駐車場です。

道の駅しらたきで1回目の休憩

1:35に1回目の休憩場所・道の駅しらたきに到着。

意外にも乗客の半数以上が一時降車しトイレへ。

駐車車両もわずかで道の駅しらたきは静かでした。ほとんどの乗客がトイレ後すぐにバスに戻りました。

バスは1:50に乗務員が交代し発車。

音江パーキングエリアで2回目の休憩

音江パーキングエリアには3:05に到着。

こちらでも道の駅しらたきほどではないけど、約半数の乗客がトイレに行きました。

駐車車両は少なかったのですが、ネクスコ東日本の除雪車が駐車場を除雪中に到着したため、起きた乗客がいたようです。

バスは3:20に発車しました。

札幌大通バスセンター前で下車

4:50に札幌インターを降りた直後で車内点灯。到着案内放送が約5分後にあり、札幌駅前、大通バスセンター前、市電すすきの前の順に停車する事などが告げられました。

5:05にダイヤより15分早く札幌駅前に、続いて5:12に大通バスセンター前に到着しました。
今回は終点の市電すすきの前まで乗らず、大通バスセンター前で降車。

終点・市電すすきのまで乗車する人はわずかで、多くが札幌駅前と大通バスセンター前で降りました。

北見特急ニュースター号夜行便で札幌と北見を結ぶ旅行はいかがでしょうか。

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