【英会話】「be over the hump」ってどんな意味?※hump: こぶ、丘
皆さんこんにちは。ForB(フォービー) Englishの番場です。本日は「be over the hump」の意味を例文を使いながらご説明します。
「hump」は名詞で「〔ラクダなどの〕こぶ、〔盛り上がっている地形の〕丘」を意味しますが、「be over the hump」はどんな状況で使われるのでしょうか。
それでは例文を見てみましょう。
例文1
A: Have your client approved your proposal?
B: Yes, they finally signed the contract. We are over the hump.
AさんがBさんに、「顧客はあなたの提案を承認しましたか?」と聞いています。それに対してBさんは、「ええ、やっと契約書にサインしてくれました。 We are over the hump.」と答えています。「sign a contract」で「契約書にサインする」という意味になりますね。
それでは次に例文2を見てみましょう。
例文2
A: How's your new job going?
B: I'm over the hump. I got used to the workload and feel like I'm making progress now.
AさんがBさんに、「新しい仕事はどうですか?」と聞きました。それに対してBさんは、「I'm over the hump. 仕事量に慣れてきて、今は進歩しているように感じます。」と答えています。「get used to ~」で「~に慣れる」、「workload」で「仕事量」という意味になりますね。
これらの会話から「be over the hump」にはどんな意味があると考えられるでしょうか。
be over the hump = have passed the most difficult part
「be over the hump」は「have passed the most difficult part(最も困難な段階を越えた、ヤマを越えた)」という意味になります。こぶ(hump)の一番高いところを、乗り越えるのに一番大変なところと考えると、それを越えればあとは下るだけなので楽になります。つまり、「ヤマを越えた」ということになりますね。
例文1では、Aさんから、提案が顧客から承認されたか聞かれたBさんが、契約書にサインしてもらえたことを伝え、「We are over the hump.(ヤマを越えた。) 」と言っていました。
例文2では、Aさんから新しい仕事について聞かれたBさんが、「I'm over the hump. (ヤマを越えた。)」と言い、仕事量に慣れてきたことを伝えていました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?何か取り組んでいることがあり、一番大変なことが終わったら、「I'm over the hump. 」と言ってみてください!
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