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「みかんは写真のように剝かないで下さい!」栄養士がお願いするワケとは

こんにちは!栄養士食堂です。

今が旬の『みかん』

包丁を使わず食べられるみかんは手軽なので子ども~大人まで大人気のフルーツですよね。

おそらく多くの方はみかんを購入したら、上の写真のように剥いて食べることが多いと思いますが、実はこの剥き方…とても損しています!

今回は栄養士が「写真のみかんの剥き方がNGな理由」を詳しく解説しています。

興味がある方は最後までお付き合いくださいね。

今回の目次

1 みかんの栄養について
2 選び方・保存方法
3 写真のみかんの剥き方がNGな理由
4 みかんのおすすめ剥き方
5 最後に

1.みかんの栄養について

みかんはコラーゲンの生成にも関わるビタミンC・抗酸化作用のあるβ-カロテン・疲労回復によいとされるクエン酸が豊富に含まれています。また、袋や筋の部分には毛細血管を強くするビタミンPも含まれます。

2.選び方・保存方法

【選び方】

・ヘタが小さく緑がかった黄色いもの

・皮のオレンジ色が鮮やかで均一なもの

・皮に小さな粒々があるもの

【保存方法】

冬以外は野菜室で保存しましょう。

・野菜室で保存する場合

1つずつキッチンペーパーで包み、ヘタを下にしてポリ袋に入れたら軽く口を閉じ、野菜室に入れて保存しましょう。

保存目安 3週間

・常温で保存する場合

1つずつキッチンペーパーで包み、ヘタを下にして通気性の良いかごに並べて保存しましょう。

高温と湿度に弱いので風通しの良い場所で保存しましょう。

保存目安 2週間

3.写真のみかんの剥き方がNGな理由

お待たせしました!「写真のみかんの剥き方がNGな理由」を詳しく解説します。

その理由は、みかんの筋を取っているから

みかんの薄皮や筋には、コレステロールの上昇抑制効果があるとされる水溶性食物繊維ペクチンや、毛細血管を強化し動脈硬化を予防する働きがあるとされるビタミンPが豊富に含まれています。

みかんの筋を取ってしまうと、ビタミンPやペクチンの摂取量が少なくなってしまうので、取らずに食べた方が◎

みかんの薄皮や筋にも栄養はたっぷり含まれているのでその栄養を余すことなく食べるためにも、筋は取らないようにしましょう!

(4)ではみかんのおすすめ剥き方を紹介します。

4.みかんのおすすめ剥き方

みかんは包丁を使わずに食べれる手軽なフルーツですが、皮を剥くときに手が汚れてしまうことがありますよね。

そこでおすすめなのが「和歌山剥き」

この方法でみかんを剥くと手を汚さず、筋に含まれるビタミンPやペクチンを適度に摂ることができます。

<和歌山剥きの方法>

①ヘタを下にしてみかんを手に持ったら、中心の少しへこんだ部分に親指の爪をグッと入れて半分に割ります。

※このとき下のヘタの部分は切り離さないように残しておきましょう!

②半分に切ったみかんをさらに半分に割ればOK!この方法であれば手を汚さずに筋を残したまま食べることができます。

※このときもヘタの部分は切り離さないようにしましょう!

<食べ方>

みかんのヘタがある方から皮をはがせばOK!

5.最後に

いかがだったでしょうか。

みかんの薄皮や筋にも栄養がたっぷり含まれています。

ぜひみかんは薄皮と筋は取らずに食べて下さいね!

もっと学びたい方へ

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SNS総フォロワー1万人突破!失敗しない買い物術がひと目で分かる!食材の選び方・保存方法などを発信中*|【保有資格】栄養士・保育士|【職歴】保育園の栄養士として、調理・献立作成・食育活動などの多岐に渡る業務を経験。給食で使用する食材を自ら買い物にいく中で食材の選び方、保存方法のノウハウを学ぶ。現在はその知識を活かし、栄養士ライターとして活動中|【Yahoo!更新時間】毎日17時|企業からの案件も多数|インスタ・X・YouTubeも運営中 

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