
内田良
名古屋大学大学院教育発達科学研究科・准教授
学校リスク(スポーツ事故、組み体操事故、転落事故、「体罰」、自殺、2分の1成人式、教員の部活動負担・長時間労働など)の事例やデータを収集し、隠れた実態を明らかにすべく、研究をおこなっています。また啓発活動として、教員研修等の場において直接に情報を提供しています。専門は教育社会学。博士(教育学)。ヤフーオーサーアワード2015受賞。消費者庁消費者安全調査委員会専門委員。著書に『ブラック部活動』(東洋館出版社)、『教育という病』(光文社新書)、『柔道事故』(河出書房新社)など。■依頼等のご連絡はこちら:dada(at)dadala.net
記事一覧
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2015年8月
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- 柔道 熱中症でも高い死亡率 学校柔道120人目の犠牲者
- これまで柔道では「頭部外傷」による死亡事故ばかりが注目されてきた。だが、「熱中症」による死亡事故も多く,その死亡率は主要運動部活動のなかでもっとも高い。
- 2015/8/21(金) 5:04
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- 学校の先生に夏休みはある?
- 夏休み中、先生は休んでいない。毎日が立派な勤務日で、平日でも残業をし、土日に出勤することさえある。年間の有給休暇取得日数が多いわけでもない。「夏休みがあって羨ましい」とは、あまりに残酷な言葉である。
- 2015/8/20(木) 6:21
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- 公立学校の “エアコン格差” 設置率 東京ほぼ100% より暑い県で10%
- エアコンの設置率は、気温の高さとはあまり関係がない。東京都は99.9%の設置率であるが、それより気温が高いにもかかわらず、設置率がかなり低い県が多くある。“エアコン格差”とよぶべき事態が今起きている。
- 2015/8/14(金) 7:17
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- 7日間で6試合 高校総体サッカー 猛暑のなかでの過密日程
- インターハイでは、甲子園と類似か、それ以上に過酷な状況がある。サッカーは今日が決勝戦。7日間で6試合を経てここにたどり着く。猛暑の中、投手一人の連投ではなく、選手全体が連戦するという過酷な事態である。
- 2015/8/9(日) 6:54
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- 暴行・熱中症死 部活動顧問の民事責任問われず 国家賠償法の強固な壁
- 国家賠償法の規定により、公立校教員の場合は、公務に従事している限りは賠償責任が問われない。暴行の末に熱中症で生徒が死亡しても、それが外形的に教育活動である限りは、国や自治体が賠償を肩代わりしてくれる。
- 2015/8/1(土) 7:18
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