あぶみあさき。オスロ在住ノルウェー・フィンランド・デンマーク・スウェーデン・アイスランド情報発信。上智大学フランス語学科卒、オスロ大学大学院メディア学修士課程 修了(副専攻:ジェンダー平等学)。ノルウェー国際報道協会 理事会役員。多言語学習者(8か国語)。北欧市場リサーチャー。ノルウェー政府の産業推進機関イノベーション・ノルウェーから活動実績を表彰される。日経xwoman、地球の歩き方オスロ特派員ブログ、季刊『社会運動』連載。著書『北欧の幸せな社会のつくり方: 10代からの政治と選挙』Instagram、Twitter、Facebook、note「外国語の楽しい勉強方法」 @asakikiki
記事一覧
- ノルウェーで銃乱射、性の多様性を祝う行進中止へ
性の多様性を祝うプライド月間中、プライド・パレードの前日深夜にナイトクラブで男が銃を乱射。男は殺人・殺人未遂とテロの疑いで逮捕された。動機は捜査中だが、ノルウェー市民に大きな衝撃を与えている
- フィンランドとスウェーデンは今あせっている
NATO・フィンランド・スウェーデンは今あせっている。トルコとの交渉は、予定していた「締切日」までには解決しなさそうだ。北欧両国に、それぞれの「あせり」の理由がある
- 若い世代を象徴する次期女王、現地の誕生会で注目された6の出来事
18歳になったノルウェーのアレクサンドラ王女。誕生会には家族となる予定の霊媒師も参加、王女は古着で野菜中心メニューを選び、王女が涙した理由、若い世代の象徴とされる理由など、話題となったことをまとめた
- 霊媒師の女性に対する思想は「危険」黒人差別をめぐり波紋が広がる
ノルウェー王女の婚約者の「多くのパートナーとセックスした女性にはヴァギナに痕跡があり、私は治療できる」を現地の国会議員は危険視。だが当の本人は全ての批判は「私が黒人だから」だと思い込んでいる
- 私はその時はこの世にいないけれど。人々がノルウェーの森で感動するのはなぜか?
世界各国の100人の書き手による、100年後の未来の世代へ贈る100冊の本。コロナ禍で中断していた100年計画の「未来図書館」がパワーアップして再起動する
- 一度見たら忘れられない!ノルウェーの森で「ねじれた」美しき橋を、あなたは知っているか
システフォス現代美術館には、大きな「ねじれている橋」がある。中は「ねじったトンネル」のようで、「不思議なトイレ」もある。一度訪れたら忘れられない体験を約束してくれる、北欧ノルウェーの注目スポットとは
- ジャズを「リサイクル」?これからの音楽との付き合い方
気候危機は音楽関係者のビジネスモデルを変えつつある。排出量を抑えた音楽活動は可能なのだろうか?北欧ジャズを代表するノルウェーの2組のアーティストたちの今を紹介
- 霊媒師とノルウェー王女「差別」、政治家「変な考え方をしているからだ。批判には耐えなさい」
肌の色やセクシュアリティも原因でヘイトを受けると話した、マッタ・ルイーセ王女と婚約者のシャーマンであるデュレク・ベレット氏。ノルウェーの政治家たちまで「そうじゃない」と反論し始めた
- 「黒人だから」霊媒師とノルウェー王女の恋愛は批判と差別を受けるのか?
「ベレット氏が黒人でバイセクシュアルだから、人々は差別し、反対している」のか?カップルの指摘は、ノルウェーでの多様性の議論を今後深めていきそうだ
- トルコとのNATO交渉でスウェーデン政府を悩ませるものとは
トルコとの交渉で注目を浴びるスウェーデンのクルド系議員。エルドアン大統領が「スウェーデン議会にテロリストが座っている」と指摘していたその人物の存在に、今注目が集まっている
- ノルウェー王女の霊媒師の婚約者が「爬虫類人である」と主張する陰謀論と問題
半分が爬虫類だと自称する人と婚約したマッタ・ルイーセ王女。現地で心配されているのは、「爬虫類人(レプティリアン)」など、婚約者が陰謀論やニセ化学を信じやすい霊媒者という側面だ
- シャーマンと婚約したプリンセスをノルウェーはどう受け止めているのか?
恋愛するのはご勝手に。問題は自分たちの影響力と立場を忘れがちな2人の暴走。どれだけ個人と主張しても、やはりあなたは王室の人。半分は爬虫類とか、意味不明。プリンセスを応援する市民タイプとは?
- スウェーデン政権危機を逃れるが、NATO加盟申請に心配の種が増える
NATO加盟申請で、トルコがなぜフィンランドよりもスウェーデンに対して厳しいのか。その理由のひとつが、今回の騒動で改めて浮き彫りとなった
- ノルウェーのプリンセスが霊媒師と婚約を発表
天使と交信できるノルウェー王室のマッタ・ルイーセ王女が、死者と交信できるシャーマンのデュレク・ベレット氏との婚約を発表した。
- NATO加盟申請・トルコと交渉中に、まさかのスウェーデン政権危機 大事な時期にどうしてこうなる?
「スウェーデンは暴力団員の国となった」と法務大臣に不信任案が提出。首相はNATO加盟申請中に「無責任な行為だ」と苛立つ。クルド人の人権に熱心な無所属議員の1票が運命を左右する異例の事態になった
- 地方議員と交渉する大学生と院生、福祉議会とは?大学キャンパスで育まれる北欧の福祉制度
地方議員と交渉することが仕事の大学生・院生がノルウェーにはいる。学生生活の質の向上を実現するための「福祉議会」とは?議会の重要な活動期間は地方選挙で、活動経験は就職活動にも有利に働くとそうだ。
- 北欧最大級の美術館は「刑務所」のようか?王室に失礼な作品や建築家との対立、波乱と期待の幕開け
オランダのアムステルダム国立美術館やスペインのビルバオ・グッゲンハイム美術館を上回る規模となるノルウェーの国立美術館。だが、建築家との対立、王室をバカにしたように見える作品展示など、現地で議論が続発中
- 新ムンク美術館の隣に、巨大な高齢の母親が出現!現地で「美しいか・不自然か」議論
「醜い」と批判を浴びた新ムンク美術館のすぐ隣に、大きな女性の像が設置された。予想よりも醜く(?)仕上がった美術館の隣に、さらに巨大な女性の像が立ち「一体なんなんだ」と現地で話題だ
- デンマーク国民投票でプーチンへ「私たちは中立ではいられない」
デンマーク首相「自由を妨げるものがヨーロッパのドアをノックし、私たちの大陸で再び戦争が起きる時、中立であることはできません。私たちはウクライナとウクライナの人々を支援しま首相
- 北欧で続くプーチンの誤算、デンマークで歴史的な国民投票
デンマークで、EU防衛協力に参加するか否かが問われる国民投票が開催される。EU加盟国、NATO加盟国である国で、なぜこのような決定が必要なのだろうか?
- ノルウェー軍のセクハラ・パワハラ・いじめ 告発された上司の多くが処分逃れる
現地メディアが把握する限りでも70件以上の士官によるセクハラ・パワハラ・いじめの内部告発が届いている。処分を逃れているのは高い位にあるほど上司たちだ
- 未来の食卓はどう変わる?「食政策を市民が変えるには」北欧式・自分の声で社会を変えるためのアドバイス
ノルウェーの食フェスでは社会を変えるために個人ができること、養殖サーモン産業の課題と魚のストレス、公共行事のメニューや店の商品に不満がある時の対応などがレクチャーされていた
- トルコがスウェーデンへの「条件リスト」を世界へ発信
トルコはスウェーデンのNATO加盟を容認を切り札に、条件リストを複数の言語に翻訳して拡散した。スウェーデンとフィンランド代表団の派遣直前を狙って、圧力をかけ、国際舞台で影響力をアピールする狙いか
- 感情的になってしまう「老人ホームのミートボール」肉食を減らす祭典に政治家はなぜ参加したがる?
選挙で勝つためには、政党がプラントベースの食政策を提案しなければいけない時代がきた。人気のフードフェスでは政治家と市民が老人ホームや食堂の「ミートボール」はこれからどうなるかというテーマで盛り上がる
- 「途中で態度が変わった」トルコはフィンランドよりもスウェーデンに圧力
「トルコからの最初のシグナルはポジティブだったが、途中から別のものに変わった」とネガティブな態度に豹変しとスウェーデン首相は話す。フィンランドは共に申請を進めていきたい方針だ