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50代・60代から始めるウォーキング 春から初夏にかけてのウエアの選び方 気を付けるポイントは1つ!

わか子ライター

4月に入って新年度になり、バタバタと慌ただしく過ごしていると、あっという間にゴールデンウィークが目の前に迫ってきました。本当に、この年代になると月日がたつのを早く感じます。

そして春の陽気になれ、過ごしやすくなってきたと思っていると、まだ4月と言うのに夏日の暑さになる日もあり、半そでのTシャツを早くも着ましたが、まだまだ朝夕の気温は低く感じます。

日常の運動習慣にウォーキングをされている方、これから始めようと思っている方にとってこの季節はウエアの調節に悩む季節かもしれません。ウォーキングは比較的軽い運動なのですが、20分、30分としっかり歩いていると軽く汗ばんでくることがあります。当然、運動して流した汗をウエアが吸収することになるので、こだわりすぎなくても良いとは思っていますが、ウエアを選ぶ際に1つだけ気を付けたいポイントがあります。

綿(コットン)素材を避ける!

運動して汗をかく季節になると、汗を吸収して肌にべったりと張り付くのが綿素材のウエアです。自分のかいた汗で背中や胸元にウエアが張り付くという経験をされたことがある方も多いのではないでしょうか。

綿素材は肌触りが良く肌になじみ、子どものころから着慣れた素材です。吸収性や吸湿性には優れているのですが、吸収した汗を乾かす力が弱いので、体にウエアが張り付いたり、かいた汗が蒸発するときに肌が冷えてしまいます。個人的には汗をかいた後の汗冷えより、ウエアが肌に張り付いたり汗でぬれた部分の色が変わるのが嫌だなと思っています。自分が思う程、他人には見ていないのですが、おばさんが汗をかいてぬれたTシャツがべったりと言う姿は…。それでも、そんなに気温が高くない日であり、日常のご近所ウォーキングであれば、汗をかいてもウエアが肌に張り付く頃には自宅に戻り着替ているような気もしています。

Tシャツの素材の多くは綿素材

日常で着るTシャツの多くは、綿100%の物が多いです。愛用しているユニクロの普段着用のTシャツもほとんどは綿100で作られているようです。私は、冬の寒い季節であれば綿素材のシャツを着て運動することがあります。では、綿のほかに、運動するのに適した素材はあるのかであようか。

ポリエステル素材がお勧め

スポーツブランドのTシャツでは、ポリエステル100%の素材のTシャツがあり、これが値段もにも機能的にも良いのではないかと思っています。もちろん、汗をかいても肌に張り付くことはなく、汗でぬれた部分だけ色が変わることもありません。化学繊維が苦手と言われる方もいらっしゃるかもしれませんが、最近のポリエステル素材の生地はかなり肌触りが良くなっていいますし、触っただけでは綿素材と間違える程のものもあります。値段に関してだと、スポーツ用品店のプライベ―トブランドの商品であれば少しはお安く買えるような気がしていますが、やはり少々お値段が高くなります。

ポチエステル100%のTシャツ
ポチエステル100%のTシャツ

機能と肌触りが良いのはメリノウール

スポーツ用品店で売られているTシャツは綿素材かポリエステル素材が多いのですが、汗をかいて肌に張り付く綿素材は避けたいけれど、化学繊維はアレルギーがあるなど避けたい方には、天然繊維のメリノウールがお勧めです。メリノウールは登山やトレッキング、トレイルランナーをする人に人気がある素材です。しかし、機能が良い天然素材だけにお値段もお高くなります。

メリノウールの特徴は、暑いときには涼しく、寒いときには暖かいので素材です。ウールと聞いて冬に着る素材と思いますが、メリノウールは1年を通して着心地が良く着ることができます。その他にも蒸れにくかったり、汗で肌が冷えなかったり、防臭抗菌効果にちくちくしない肌触りと、お値段相応の高品質なのです。天然素材なので、お手入れに気を付けるポイントはありますが、着心地は抜群に良い素材です。

これからウォーキングや運動を始めようと思う方も、運動を始めたけれど暖かくなって汗をかきそうだと思われている方も、自分が困ることをウエアの素材を変える事で快適にして、日々の運動習慣を続けませんか?そして、自分のお気に入りの1枚を着ることもモチベーションを保つのに大切ですね。

ライター

東京都在住のおばさんです。子育てが落ち着いてきた頃より趣味で登山や街道歩き等を始めました。歩く旅は大変だというイメージがありますが、歩く事で解る楽しみもあります。実際に歩く旅をして、歩く旅の楽しさをお伝えしたいと思っています。

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