50代・60代から始めるウォーキング 1日30分の運動から始める2つの理由
暖かくなるこの季節、そろそろ、日常生活に運動を取り入れようかなと思われる方もいらっしゃるかと思います。
新しく運動を始める時に、ウォーキングから始める方が多いのですが、今まで全く運動していなかったのに大丈夫?と心配になるかもしれません。
確かに、仕事や子育てが忙しかった時期には運動をするような時間は全くなく、睡眠時間を確保するのがやっとの毎日だったように思います。そして、子育てや仕事が落ち着いてきたら、今度は目の前に迫っている、もしくはすでにやってきている生活習慣病。これから先の年金生活を考えても自分の体は健康でありたいと思います。
生活に運動を取り入れようと思うけれども、運動を習慣にして日常生活に取り入れるのはなかなか難しいと思わざるを得ません。今までの何年もの間、運動と縁のなかった生活でしたので、いきなり生活自体を変える事なんて出来なくても仕方が無いです。
しかし、50代・60代となった今、自分の健康年齢が気になりだすと、今まで出来ない言い訳を自分に言い聞かせてきたことを続ける訳にもいかなくなってきました。どうしようか…。
とりあえず歩いてみる
考えてばかりいないで、とりあえず外に出て、30分間歩いてみましょう。たぶん、周りが気になったり、頭の中ではいろいろ考えてしまったり、時間ばかり気になり歩いている時間が長いと感じるかもしれません。30分間が長くて頑張れないかもしれません。慣れないウォーキングで戸惑うのは誰もが感じる事なので心配ありません。あまりにも時間が長く感じるようなら頭の中で歌を歌って気を紛らすのも良いです。はじめは30分間歩けなけらば、15分でも20分でも大丈夫です。とりあえず歩いてみましょう。
30分の運動から始める理由
脂肪燃焼効果
ウォーキングは有酸素運動です。有酸素運動では20分間をこえると、誰もが嬉しい脂肪燃焼効果が期待できるので、30分間の運動を目標にしましょう。30分間のウォーキングならできそうだと思うかもしれませんが、初めて歩いた時には30分間が長いと感じると思います。しかし、2回目、3回目と回数を重ねていけば体も心も歩く事に慣れてきます。体力と筋力がついてくるとと歩く時間を長くしたり、回数を増やしてみたり出来るようになってきます。
ストレス解消効果
ウォーキングにはさまざまな効果がありますが、その中にストレス解消効果があります。現代社会ではストレスとともに生きていると言っても過言でない程、ストレスに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。呼吸を整えリズミカルに動くことによりリラックスホルモン(セロトニン)が出るといわれています。セロトニンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれ、精神的な落ち着きが得られると言われています。セロトニンの分泌を促すという視点からだと20分~30分間を集中して歩くと良いと言われています。私自身も運動をしており、頭がすっきりすると実感するのは運動をしてしばらくたってからだと感じており、頭をすっきりさせたいから運動を続けられているといっても過言ではないくらいです。自分に合ったストレス解消方法として、ウォーキングをしてみるのも良いかもしれないですね。ウォーキングをしてストレスを解消すると同時に体を動かしているので、運動の効果も同時に得られて一石二鳥ですよ。
まず始める、そして続ける
宝くじは買わなくては当たることはありません。同じように、運動も始めないと効果は得られません。まずは0(ゼロ)から1に踏み出しましょう。はじめは大変かもしれませんが、何を行っても慣れるまで大変なのは誰でも同じです。ウォーキングは比較的軽度な運動なので、成果が出るには思うより時間がかかるかもしれません。それでも運動を続ければ適度な筋肉がつき、脂肪がつきにくい、あるいは燃焼する体になってきます。同時に心肺機能も良くなってくるので、少し体を動かしただけでも息切れするという事が無くなってきます。その他にも、生活習慣病の予防・改善、ストレス解消効果による心身のリフレッシュなど、体を動かすことは1つの結果にとどまらず複合的に効果が出てきます。それらの効果を実感すると、日常生活に運動は欠かせなくなります。
運動の効果を感じるまでの道のりは思う以上にとても長く、個人により大きく差が出るので続けるのが難しいと感じるのは自分だけではなく誰もが感じる事です。運動が気持ち良いと感じるまでは大変ですが、時には歌を歌ったり、楽しい事を考えながら歩いたり、時にはざぼってみたり…。まずは始めて、やめないで続けてみませんか?
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