梅雨のむくみには黒豆がいい?すごい効果と梅雨時不調を改善するお茶レシピ
こんにちは。気象予報士&食養生アドバイザーのお天気ママです。
きょうは梅雨時不調の改善に働く黒豆の効果とイチオシの黒豆茶を紹介します。実際、私も愛飲しているのですが、夜のむくみがとても違うので、ぜひお試しくださいね。
梅雨の不調の原因はむくみ
梅雨時は、湿度が高くすっきりしない天気が続くので、むくんで疲れやすくなりますよね。さらには、頭痛やめまいなどで困っている方もいるのではないでしょうか。
漢方では、梅雨時の不調の原因は、体にたまった余分な水分と考えていて、水分代謝をアップさせてむくみを改善させる食材や漢方薬を摂るように教えられています。
黒豆がむくみを改善する
むくみの改善食材のなかでも、食養生アドバイザーとしておすすめなのが黒豆です。黒豆には漢方の研究から、次の効果があります。
・むくみの改善
・体を潤す
・貧血改善や安眠
・夏の老化を予防する
私が主催する薬膳教室でも、梅雨から夏にかけては黒豆茶をお出しします。生徒さんに継続的に飲んでもらったところ、「むくみが改善した」「夜のだるさが楽になった」「肩こりが改善した」など嬉しい声を頂いています。
実際に私も黒豆茶の愛飲者で、飲んだ日と飲まない日では、夜のむくみ方が全然違うので、黒豆の効果には驚きです。
煮物よりもお茶で毎日コツコツ
黒豆は甘く煮物にすることが多いのですが、砂糖は逆にむくみを助長するので逆効果です。梅雨の黒豆のおすすめの摂り方が、お茶です。お茶にすることのメリットは次の通りです。
・飲みたいときにさっと飲める
・毎日コツコツ続けられる
・糖分などほかの調味料が入っていない
・煎ってお湯につけることで有効成分の70%を摂取できる
黒豆は、まとめて煎っておくと、常温で1カ月ほど保存ができます。飲みたいときに、マグカップにお湯と一緒に注ぐと30秒もすると黒いお茶ができるので、手軽にできて来客の時も喜ばれるので便利ですよ。
トースターでつくる黒豆茶
黒豆200gで20杯分くらい
①-洗う
黒豆にはゴミや汚れが付いている場合があるので、ザルに入れて、豆と豆を軽くこすり合わせながら、流水でさっと洗います。長く水に浸けると、皮が破けやすくなるので、5秒~10秒もあればOKです。
②-1-天板に広げる
トースターの天板に、洗った豆を広げます。黒豆は途中でゆすって向きを変えるので、多少隙間がある7~8割くらいが目安です。」
②-3-焼く
180度のトースターで10分焼く。
②-4-向きを変える
天板をゆすって、豆の向きを変えます。
②-5-焼く
180度のトースターで10分焼く。
③-冷ます
しっかり冷まして、瓶などにいれて保存する。常温で1カ月ほど保存できます。
飲むとき
マグカップに煎った黒豆をスプーン1杯と熱湯を注ぐと、30秒もすると色づいてお茶になります。
※ポイント
・トースターの場合余熱不要。オーブンでは温度が上がるまでに時間がかかるので、余熱をしてください。
・お茶を飲んだ後の黒豆は、食べても大丈夫。浮腫み改善の有効成分は少ないですが、たんぱく質や食物繊維を摂取できます。
・毎日1杯など、コツコツ続けて体質改善することが大切。
・温度と焼き時間はお好みで。より長く焼くとほろ苦さが強く、焼き時間が短いと子供でも飲みやすい味です。
まとめ
今回は、梅雨のむくみや梅雨時不調の改善に働く黒豆の効果と黒豆茶の作り方を紹介しました。梅雨時不調の改善には、水分代謝を高めることが大切です。ぜひ黒豆茶を飲んで、体調を整えてくださいね。