Chain★Chain(チェインチェイン)は2023年5月にオープンしたアジアン料理のランチ屋さん。宮崎市から移転してきました。国富町役場近くにある、テイクアウト/イートインの安くて美味しいお店です。

・小さな店内、ワールドワイドな味

店は県道26号沿いの国富町役場の近く。倉田不動産の隣です。道路を挟んだ向かいには、くにとみ整骨院や、以前紹介した美味しいケーキの店、Sweets Shop Ponがあります。さっそく店に入ってみましょう。

イートインの座席数は10名ほどなので、前もって予約した方が確実です。

韓国料理をはじめとするアジアン料理から、宮崎のソウルフードチキン南蛮までの多彩なメニューが用意されています。人気はトムヤムヌードル、チゲ、石焼ビビンバだそうです。そしてどれも1,000円前後と手ごろな価格なのがうれしいところ。

今回、夫婦で注文したのは石焼ビビンバとパッタイ(タイ風焼きそば)。プラス200円でアイスクリームもつけてもらいました。

石焼ビビンバ：キムチが良い味出してる

人気メニューなのが分かります。食べ応えあって、美味しいのです。キムチに酸味があって、この味なんだか食べ覚えがある……と思ったら韓国産のキムチということでした。あと、副菜のカレー風味のカボチャがすごくおいしかったです。

パッタイ

米粉を使った焼きそば。同じ米粉麺でもベトナムのフォーとは食感が違います。フォーの方がモチモチしている気がします。タイではおなじみのこの料理、酸味は若干抑え気味で食べやすくなっています。レモンをかけてどうぞ。

セットの飲み物

すべてのメニューにはコーヒーか韓国コーン茶がついています。

200円プラスでアイス付き。

・テイクアウトで味わう：人気の弁当メニュー

子育て、家族を中心にしているため、営業時間が短く、そこを弁当の配達でカバーしています。弁当は店内でも販売しています。メニューはインスタから確認してください。

・韓国旅行からチェインチェインの誕生まで

きっかけは韓国旅行

千絵さんが大学生の時、旅行で韓国に行って、韓国料理の味にハマったそうです。

そして自分でもこういう料理が出せるお店を持てたらと思い、その夢に向かって努力した結果が今の店だそうです。

独学で身に付けた料理

料理は学校に通ったり、他の店で修業したわけでなく、独学で覚えたそうです。以前紹介のカフェ、Cafe No Wonderlandのオーナー齋藤さんも独学で今のピザやパスタを作りましたが、もともとセンスがある人というのがやはりいるんですね。

店名の由来は自分の名前

チェインチェインという名前、てっきりアジアのどこかの国の言葉かと思いきや、オーナーの名前の「千絵」から来ているということでした。アジアンな響きで、しかも一度聞いたら忘れない名前です。「まずは夢に近づくには店名から」と話しています。

宮崎市からの移転

もともとチェインチェインは市内で店を構えていましたが、千絵さんが結婚、出産、そして家を見つけた事で国富に引っ越しました。子育てしながらゆっくり店を始めたかったため、店も国富町に移転しました。移転後は徐々に地元の常連も増えてきているようで、20代から年配の方まで幅広い世代に支持されています。

これからの展望

今まで世界各国を旅行されたようで、韓国料理をメインにこれまで旅した国の料理を今後出していきたいとのことです。

・地域に根ずくアジアの味

アジアン料理と言っても日本人の口に合う味わいで、幅広い世代に支持されています。千絵さんは子育てをしながら一人で店を切り盛りしていて、その姿に感心します。「続けばいいな～」と千絵さんは言いますが、続きますよ。これだけお客さんの支持を得ているのですから。