劇的に「うるさい組織」を変える!「静かな仕組み」に必要な思考と技術
■「静かな組織」に変えるための「断捨離」の教え
・マネジャーがうるさい、社長はもっとうるさい、現場はしらけている
こんな「うるさい組織」は、もう生き残れない。
それでは、どうすれば「うるさい組織」にならなくて済むのか? そしてどうすれば「うるさい組織」から抜け出すことができるのか?
組織がうるさくならない「静かな仕組み」を作り、正しく運用することだ。
ごちゃごちゃして、まとまらないような仕組み(うるさい仕組み)ではなく、本当に必要なものだけを意識できるようになる仕組み(静かな仕組み)を作る。
そうすることで、ごちゃごちゃ言う人がいなくなるし、会議や1on1ミーティング、メールやチャット等も一気に減って「うるさい組織」から「静かな組織」に変わることだろう。
それでは「静かな組織」を作るうえで、メンバーはどのような思考や技術を身につけるべきか? 今回は頭の中の「思考ノイズ」をどのように整理し、センスのいいビジネスパーソンになるのか、徹底解説していきたい。
<目次>
■「静かな組織」に変えるための「断捨離」の教え
■組織における「断行・捨行・離行」とは何か?
■「うるさいメンバー」にならないための3つの意識すべきこと
(1)センスを磨く
(2)直感に頼らなくする
(3)直観力を鍛える
■直感ではなく直観力を身につけよう
■思考が「うるさい」人の頭の中
■「直観力」を鍛える3つの手順
さて「静かな組織」についてもう少し掘り下げて書いていこうと思う。「静かな組織」とは、何も言わない、何も指摘しない、ということではない。それでは「無関心な組織」になってしまう。
「静かな組織」は、今の組織にとって必要か必要でないかを正しく見極め、仕組みへの執着から離れ、本当に必要な仕組みだけでマネジメントしている組織のことだ。まさに「断捨離」の考え方と似ている。
断捨離とは、片付けの思想・テクニックと思われている方も多いだろうが、本来はお釈迦様の教えの一つだ。自分をコントロールするための3つの行法が元になっているという。この「断行・捨行・離行」を正しく理解できると、「うるさい組織」から抜け出すヒントが得られると私は考えている。
■組織における「断行・捨行・離行」とは何か?
それでは「断行・捨行・離行」を簡単に紹介してみたい。
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