「うるさい組織」を卒業する「静かな仕組み」の作り方 ~仕組みとルール4つの組み合わせとは?
・マネジャーがうるさい、社長はもっとうるさい、現場はしらけている
こんな「うるさい組織」は、もう生き残れない。
それでは、どうすれば「うるさい組織」にならなくて済むのか? 組織がうるさくならない「静かな仕組み」を作り、正しく運用することだ。
今回は「静かな仕組み」の細かい作り方について徹底解説していく。頑張っても、頑張っても、生産性が上がらない組織のマネジャー、ストレスなく結果を出したい方はぜひ最後まで読んでもらいたい。
<目次>
■そもそも「仕組み」とは何か?
■「仕組み」を軽視するメンバーが多いと?
■組織メンバーの主体性と「仕組み」との関係
■「仕組み」作りで考慮すべき2つのポイント
■なぜ喋ると思考の「トルク」が落ちるのか?
■アイデアを「発散」させるための手順と注意点
■アイデアの「発散」が最も難しい2つの理由
■どのように整理するか?
■「静かな仕組み」の原理原則は『小さく●●る』
■そもそも「仕組み」とは何か?
ところで、ビジネスにおける「仕組み」とは何か? どのようなものが仕組みであり、何のために仕組みが必要なのか、考えたことがあるだろうか?
仕組みの効用をよく理解しないまま作ったり、導入したりすると、不要な仕組みが多すぎて「うるさい組織」になっていく。典型的なのは情報システムだ。むやみやたらとシステムを導入すると、かえって仕事の効率が悪くなる。
仕組みは便利なものだが、目的や機能によって正しく使い分けよう。私は大きく分けて2種類あると考えている。
(1)意識しなくても実践される仕組み
(2)実践するために意識させる仕組み
たとえば残業を減らすための仕組みを考えてみよう。なかなか残業が減らない組織がある。そこで、
「毎日夜8時にはオフィスを出るように」
「これはルールだ。夜8時を過ぎたらパソコンをシャットダウンして」
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