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何をやっても「目標達成できない人」へ――目標を立てたらやること/達成したら、達成しなかったらやること

横山信弘経営コラムニスト
(写真:イメージマート)

目標を立てたものの、なかなか達成できない。そんな経験は誰にでもあるだろう。

目標設定は単なるスタート地点に過ぎないからだ。そこからが本当の勝負となる。

目標を立てた後にどう行動するか、達成できたときや、できなかったときにどう対処するかが、次の成功への重要な鍵となる。それを疎かにしてはならない。

今回は、目標達成のために必要な具体的アクションと、結果が出た後の望ましい対応について解説する。目標達成に悩むすべての人に役立つ内容だ。ぜひ最後まで読んでもらいたい。

<目次>

■目標を公言する

■計画を立てる

■達成するためにやること

■達成したとき・できなかったときにすること

■有頂天になりすぎない3つの秘訣

■たまたま達成したのか? 再現性あるのか?

■次に繋がる反省材料の見つけ方

■1週間で気持ちを切り替えよう!

■次の目標の立て方

■まとめ

■目標を公言する

目標を立てたら公言することを強くお勧めする。

誰かに話すのが、一番手っ取り早い。上司や同僚、家族や友人など、信頼できる人に自分の目標を伝えよう。

公言する効果は次の2つだ。

一つは、口に出して言うことで自分自身の覚悟が決まること。もう一つは、他者に知られることで適度なプレッシャーが生まれ、それが行動を促す原動力となることだ。

ただし抽象的な目標だと、効果は薄い。

「一年後には、お客様に認められるような営業になります」

こんなことを口に出しても、覚悟やプレッシャーは生まれない。

「月10冊本を読む」「3ヶ月で5キロ減量する」など、具体的な数値目標を示すことだ。したがって、

「一年後には、3社以上のお客様から500万円を超えるリピート案件をとれる営業になります」

このように公言すれば、周りからの支援も得やすくなる。

■計画を立てる

目標達成への道筋を具体的に描くことが、次のステップだ。その道筋こそが「計画」である。

目標を公言するだけでもプレッシャーがかるが、さらにその計画まで発表すると、よりいっそう覚悟が決まる。

ちなみに、計画も目標と同じだと考えていい。

大きな目標は小さな目標に分解し、その小さな目標をさらに分解して行動目標(指標)にすればいい。

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経営コラムニスト

企業の現場に入り、目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の理論を体系的に整理し、仕組みを構築した考案者として知られる。12年間で1000回以上の関連セミナーや講演、書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。NTTドコモ、ソフトバンク、サントリーなどの大企業から中小企業にいたるまで、200社以上を支援した実績を持つ。最大のメディアは「メルマガ草創花伝」。4万人超の企業経営者、管理者が購読する。「絶対達成マインドのつくり方」「絶対達成バイブル」など「絶対達成」シリーズの著者であり、著書の多くは、中国、韓国、台湾で翻訳版が発売されている。

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