年末年始に食べておかねば! 今しか食べられない東京の絶品「駅地下ラーメン」!
年末年始に食べておくべきラーメンとは?
2022年も終わり、また新たな年を迎えることとなるが、何かと忙しい年末年始に美味しいラーメンでほっこりとしたいという人も少なくないだろう。長引くコロナ禍によってラーメン店も打撃を受けた数年だったが、2023年は今まで以上にラーメン店に多くの人が訪れる年になることを願ってやまない。
2022年は「駅地下ラーメン」が注目を集めた年だった。そこで今回は東京駅と新宿駅、東京を代表する2大ターミナル駅の地下で、年末年始に食べられる絶品のラーメンをご紹介。どちらも今しか食べることが出来ない期間限定のラーメン。年末年始は「駅地下ラーメン」で決まりだ。
青森煮干ラーメンの人気店が東京駅に!
東京駅八重洲口地下に広がる『東京駅一番街』(東京都千代田区丸の内1-9-1)は、グルメやお土産などの物販店舗が集まる人気スポット。その中でも2009年のオープン以来、人気を集めているエリアが『東京ラーメンストリート』だ。都内屈指の人気店8軒が集結したラーメン施設に、2023年1月16日(元日も営業)まで期間限定出店中なのが、青森の人気ラーメン店『中華そば ひらこ屋』だ。
2005(平成17)年に青森津軽新城で創業以来、連日行列を作る青森でも屈指の人気店の味がついに東京へ。力強い焼き干しと煮干しの旨味に豚骨の旨味を合わせたパンチのあるスープは、見た目よりもあっさりとして食べやすい。口あたりが優しく食感もしっかりとした自家製麺と共に、進化した青森煮干ラーメンを東京で楽しむことが出来るのもこの年末年始だけだ。
2023年オープン予定の話題店が早くも新宿駅に!
新宿駅西口直結の『小田急エース北館』(東京都新宿区西新宿1 西口地下街1号)地下に、2022年12月にオープンしたばかりのフードエリア『SHINJUKU DELISH PARK』は、惣菜やパン、弁当などのショップが集まる新たな施設。その中に全国の人気ラーメン店が次々と入れ替わり出店するポップアップストア『#新宿地下ラーメン』が登場。2023年1月4日(元日は休業)までは『純麦』が特別出店中だ。
『純麦』は2023年に開業予定の店ながら、早くもラーメンマニアから注目を集めている話題の店。開業前にもかかわらず、秋に開催されたラーメンイベントにも出店し大人気となった。店主は数々の人気ラーメン店で経験を積んだ人物で、その腕前は折り紙付き。ついに満を持しての独立を果たす。
名古屋コーチンや山水地鶏のふくよかな旨味があふれるスープに、名店『支那そばや』謹製の手揉み縮れ太麺を合わせた塩ラーメンは、まだ開業していない店のラーメンとは思えない存在感ある一杯。2023年のオープン時には提供されるか未定のラーメンなので、食べたい人はこの年末年始のうちに。
今回ご紹介した2軒はこの年末年始を逃すと、青森まで食べに行くか開業を待たねばならない。帰省や初詣などのタイミングで立ち寄るであろう、東京駅と新宿駅で食べられるのはこの年末年始限り。年末年始は駅地下で美味しいラーメンを。
※写真は筆者によるものです。
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