蕎麦屋併設、朝7時オープンの超じんわりオトナなラーショ「ラーメンショップ いずみ中央店」!
「ラーメンショップ」。通称「ラーショ」。
1970年代~90年代頃にかけて、関東から東北・瀬戸内などに広がっていったラーメンのフランチャイズチェーンである。ロードサイドに大きな店舗を構え、大きな文字で「ラーメンショップ」と書かれた赤い看板を見たことがあるという人も多いだろう。
青磁色の浅めのどんぶりに背脂の浮いたライトな豚骨醤油スープ。どこもしょっぱいネギと分厚いチャーシューが人気。中毒性がありながらどことなくノスタルジック。1970年代からあったラーショだが、ラーメンの原点回帰ブームの動きからか、ここに来て再ブームの兆しだ。
横浜エリアのラーショにはお蕎麦屋さんが併設しているお店がいくつかある。「たつみや」というお蕎麦屋さん。
お客さんはその日の気分で「今日はラーショ」「今日はお蕎麦」と楽しんでいるようだ。
今回はそんな「たつみや」併設店の中でも「ラーメンショップ いずみ中央店」をレポートしてみたい。
横浜市泉区和泉町にあり、相鉄いずみ野線・いずみ中央駅から15分程度。朝7時からオープンしている。
ノーマルのラーメンだと650円とまだまだ安い。「ネギチャーシューメン(並)」を注文。
広い厨房ではベテランのおじさま、おじいさま方がラーメンを作っているが、その中で一人光り輝く美人女将さんの存在が凄い。筆者が食べている間に途中で奥に引っ込んでしまったが、この人は常連客から愛されていることだろう。
具はチャーシューたくさん、ネギ、ワカメ、ノリ。麺は中ストレート。
ライトめの豚骨スープに醤油ダレやうま味調味料が強すぎず、とてもじんわりとおしとやかなまとまりだ。オトナなラーショで最高に美味しい。
ネギに和えてある調味料もやりすぎていないので、ネギはダブルでも入れてもOK。
通りの目の前には「博多一風堂」が出店しているが、古いラーショも駐車場満車の人気ぶり。
横綱感たっぷりのお店。ぜひおためしあれ。
ラーメンショップ いずみ中央店
神奈川県横浜市泉区和泉町4885-1
045-801-6810
※写真はすべて筆者による撮影
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