ラーショ最強の町・茨城県牛久にある“もうひとつの”最強ラーショ「ラーメンショップ椿 牛久店」!
「ラーメンショップ」。通称「ラーショ」。
1970年代~90年代頃にかけて、関東から東北・瀬戸内などに広がっていったラーメンのフランチャイズチェーンである。ロードサイドに大きな店舗を構え、大きな文字で「ラーメンショップ」と書かれた赤い看板を見たことがあるという人も多いだろう。
青磁色の浅めのどんぶりに背脂の浮いたライトな豚骨醤油スープ。どこもしょっぱいネギと分厚いチャーシューが人気。中毒性がありながらどことなくノスタルジック。1970年代からあったラーショだが、ラーメンの原点回帰ブームの動きからか、ここに来て再ブームの兆しだ。
以前からこちらの連載でもラーショの記事は何本か書いてきたが、その中でもファンの中から“ラーショ界最強”の店と呼ばれるのが茨城県牛久市にある「ラーメンショップ 牛久結束店」だ。
ラーショの中では激レアな自家製麺と、ハイレベルなスープのクオリティには圧倒される。
そんな“ラーショ界最強”のお店を擁する牛久市には、実は“もうひとつの”最強ラーショが存在する。
「ラーメンショップ椿 牛久店」だ。
常磐線・ひたち野うしく駅から徒歩5分。国道6号線のひたち野うしく駅西口交差点前にあるお店だ。
営業時間は10:00~22:00の通し営業で、火曜定休。
オープン同時に車が何台も集まり一気にお店がいっぱいになる。凄い。
メニュー数が多くて、オリジナルのメニューがたくさんあるのが特徴。デフォルトの「ラーメン」は540円で、毎週金曜日の15:00〜20:00はタイムサービスで450円で提供しているそうだ。
背脂多めの「コテコテラーメン」が気になり、「ネギコテラーメン」を注文。
全メニューで「脂多め」がコールできるのに、それとは別にあるコテコテラーメンとはこれいかに?
具はチャーシュー、ほうれん草、ノリ3枚、白髪ネギ、細切れチャーシュー。麺は中細ストレート。
スープの表面が背脂で覆われている。豚骨の骨感をじんわり感じるスープに背脂の甘みが最高にマッチ。
うま味調味料のビリビリ感が少なく、口の中にじんわり広がる豚骨感が最高だ。これは美味しい。
ネギに和えてあるクマノテ(調味料)もやり過ぎ感がなく、スープといい具合に調和していて、個人的にかなり好きな仕上がりになっている。
牛久というと牛久結束店に注目が集まりがちだが、ラーショファンならマストで行ってほしいお店。ぜひお試しあれ。
ラーメンショップ椿 牛久店
茨城県牛久市ひたち野西2-30-2
029-870-1522
※写真はすべて筆者による撮影
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