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新小金井街道沿いのラーショからの独立店「〇つばき食堂」の個性的な一杯が激ウマ!

井手隊長ラーメンライター/ミュージシャン
「〇つばき食堂」のラーメンとネギ飯

「ラーメンショップ」。通称「ラーショ」

1970年代~90年代頃にかけて、関東から東北・瀬戸内などに広がっていったラーメンのフランチャイズチェーンである。ロードサイドに大きな店舗を構え、大きな文字で「ラーメンショップ」と書かれた赤い看板を見たことがあるという人も多いだろう。

青磁色の浅めのどんぶりに背脂の浮いたライトな豚骨醤油スープ。どこもしょっぱいネギと分厚いチャーシューが人気。中毒性がありながらどことなくノスタルジック。1970年代からあったラーショだが、ラーメンの原点回帰ブームの動きからか、ここに来て再ブームの兆しだ。

〇つばき食堂
〇つばき食堂

今回は、長くラーショの人気店でありながら、2021年2月から店名変更し、独自の道を歩む名店「〇つばき食堂」を紹介したい。

場所は小金井市貫井北町。公共交通機関だと武蔵小金井駅や小平駅からバスとなる。

新小金井街道沿いにあるラーショからの独立店だ。

ラーメン並
ラーメン並

こちらが「ラーメン並」。2024年7月時点で680円ととんでもなく安い。

お店は厨房と食べる場所が離れていて面白い構造だ。

具はチャーシュー、ノリ、ネギ、ワカメ。麺は細めストレートの自家製麺。

麺は細めストレートの自家製麺
麺は細めストレートの自家製麺

スープはラーショ独特のシャバシャバ感が少なく、醤油ダレがしっかりときいていて、ラーショからの流れながらオリジナリティを感じる。ここに低加水のかための細麺を合わせているのも個性的で大変美味しい。

辛ニンニク
辛ニンニク

卓上の辛ニンニクを加えるとコクと中毒性がプラスされ、さらにクセになる味になる。

ネギ飯
ネギ飯

そして200円のネギ飯も最高。

コスパだけでなく、ネギのクマノテ(調味料)感もやり過ぎておらず、ラーメンのスープと行ったり来たりして食べるとたまらない。細切れのチャーシューがたくさんのっているのも嬉しい。

ラーショ系の中でも唯一無二なお店として大変オススメだ。

〇つばき食堂

東京都小金井市貫井北町3-33-10

042-385-7014

※写真はすべて筆者による撮影

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ラーメンライター/ミュージシャン

全国47都道府県のラーメンを食べ歩くラーメンライター。東洋経済オンライン、AERA dot.など連載のほか、テレビ番組出演・監修、コンテスト審査員、イベントMCなどで活躍中。 自身のインターネット番組、ブログ、Twitter、Facebookなどでも定期的にラーメン情報を発信。ミュージシャンとして、サザンオールスターズのトリビュートバンド「井手隊長バンド」や、昭和歌謡・オールディーズユニット「フカイデカフェ」でも活動。本の要約サービス フライヤー 執行役員、「読者が選ぶビジネス書グランプリ」事務局長も務める。

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