17日、東京・国立新美術館にて『ミシュランガイド東京2025』の セレクション発表記者会見が行われた。『ミシュランガイド東京』はアジア初のミシュランガイドとして07年に創刊。以来、毎年発行され、今回で17回目となる。

ミシュランの調査員が覆面調査をし、5つの評価基準をもとに合議制で評価。今年も三つ星、二つ星、一つ星、ビブグルマンほか各賞が発表された。

ミシュランガイドにおける星の位置づけは以下のとおりだ。

これ以外に、星は付かなくても、「価格以上の満足感が得られる料理」を提供している店を「ビブグルマン」として紹介している。

ラーメン部門は14年発行の『ミシュランガイド東京2015』から新設された。最新版では、ビブグルマンが17店掲載された。ラーメン部門では今年も星付きのお店はなかった。

初掲載は3店

今回初めて掲載されたお店は「RAMEN MATSUI」「塩そば 時空」「函館塩ラーメン 五稜郭」の3店だった。

ラーメン部門が創設されて、今年で10年となる。最初の数年間は鶏清湯をはじめとする綺麗な醤油ラーメンの受賞が目立ったが、近年は多様なラーメン店が掲載されるようになってきている。

今回ビブグルマンに輝いたラーメン店は次のとおり（◎が初受賞）。

『ミシュランガイド東京2025』は10月22日に全国の書店にて発売される。

※写真はすべて筆者による撮影