「写真のようなレモンの切り方はやめて下さい!」栄養士がお願いするワケとは
こんにちは!栄養士食堂です。
皆さん「レモン」の正しい切り方を知っていますか?
お酒に入れたり、料理に添えたりする際は上の写真のようにくし切りにする方が多いと思いますが、実はレモンを上の写真のように切るのは避けてほしいんです。
今回は栄養士が「レモンを写真のように切るのがNGな理由」を詳しく解説していくのでぜひ最後までご覧くださいね。
今回の目次
1 レモンの栄養について
2 選び方・保存方法
3 レモンを写真のように切るのがNGな理由
4 まとめ
1.レモンの栄養について
レモンのビタミンC含有量は柑橘系の中でもトップクラスです。ビタミンCは活性酸素(細胞を傷つけるなど老化の一因)の除去や血管の強化、免疫機能の活性化などの重要な働きを担うビタミンです。
2.選び方・保存方法
【選び方】
・表皮がなめらかでムラがないもの
・重みがあり、香りがよいもの
・柔らかすぎないもの
・皮にハリやツヤがあるもの
【保存方法】
・1~2個ずつキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れたら冷蔵庫の野菜室で保存する。
・使いかけの半端なレモンは切り口が空気に触れないようにキッチンペーパーをかぶせたらぴったりとラップをかけて野菜室で保存する。
3.レモンを写真のように切るのがNGな理由
お待たせしました!「レモンを写真のように切るのがNGな理由」にお答えします。
その理由は、写真のようにくし切りにすると薄皮が邪魔をして果汁が外に出にくく、ビタミンCが摂りにくいから
レモンを縦に切ってからくし切りにすると、薄皮が切り口になってしまい、果汁が出にくくなるため、ビタミンCを上手く摂ることができません。
レモンは写真にあるようなくし切りではなく、「X切り」にした方が果汁が多く絞れて、ビタミンCも摂りやすいのでおすすめです。
(4)ではレモンの「X切り」について詳しくを解説していきます。
4.レモンの正しい切り方
レモンは横に切るのではなく「X切り」にしましょう!
①レモンの尖った部分を横にして、対角線になるように斜めに切ります。
*皮にワックスがついている場合は適量の塩でもむようにこすって水洗いしましょう。
浸透圧で汚れが落ちるだけでなく色と香りもよくなります。
②4等分になったら、好きな大きさに切り分ければOK!
「X切り」にした方が横に切るよりも果汁量が増えておすすめです。
レモンを切る際はぜひ参考にしてみて下さいね。
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