枝豆を冷凍するときは「生のまま冷凍」or「塩茹でして冷凍」?栄養士が詳しく解説
こんにちは!栄養士食堂です!
今が旬の「枝豆」
秋のおつまみとして大活躍する枝豆ですが、生の枝豆を買うと一度に使い切れないことがありますよね。
そんなときは冷凍する方が多いと思いますが、生のまま冷凍すべきか、塩茹でして冷凍すべきか悩んだ経験はありませんか?
そこで今回は、栄養士が『枝豆を冷凍するときは「生のまま冷凍?」or「塩茹でして冷凍?」』を詳しく解説していきたいと思います。
興味がある方は最後までお付き合いくださいね!
今回の目次
1 枝豆の栄養について
2 選び方
3 枝豆を冷凍するときは「生のまま冷凍」or「塩茹でして冷凍」?
4 枝豆の冷凍・解凍方法
1.枝豆の栄養について
枝豆は「畑の肉」と呼ばれる大豆と同様、たんぱく質が豊富です。また、赤血球を作る葉酸や血管や皮膚を丈夫に保つビタミンC、高い抗酸化作用のある大豆サポニンなども含まれ、栄養価の高い野菜です。
2.選び方
・豆の大きさが揃っている
・サヤの緑色が鮮やかなもの
・うぶ毛が濃いもの
・できれば枝付きのもの(枝付きの方が鮮度がよいです)
3.枝豆を冷凍するときは「生のまま冷凍」or「塩茹でして冷凍」?
お待たせしました!『枝豆を冷凍するときは「生のまま冷凍」or「塩茹でして冷凍」?』を詳しく解説します。
結論…枝豆本来の味を味わいたいなら「生のまま冷凍」を、解凍後にすぐ食べたいなら「塩茹でして冷凍」がおすすめです。
枝豆は生のまま保存すると枝豆本来の味が楽しめ、塩茹でして冷凍した枝豆は解凍後にすぐに食べられるので便利です。
また、下茹でした枝豆は塩味が染み込んでいるのでおつまみとしてはピッタリです!
枝豆を冷凍する際は、使う用途によって保存方法を変えるのがおすすめです。
(4)では枝豆の冷凍方法を詳しく解説していきます。
4.枝豆の冷凍・解凍方法
<生のまま冷凍する場合>
【用意するもの】
・枝豆 1袋(300g)
・お湯 1リットル
・塩 大さじ1
・茹でるとき用塩 大さじ1
【方法】
①ザルに枝豆と塩を大さじ1入れてよく揉みこみ、10分程時間をおいたら水で洗い流します。
②水気をキッチンペーパーでよく取り、冷凍用保存袋に入れて保存します。
【解凍方法】
①凍ったままの枝豆のサヤの両端をハサミで切ります。
②鍋に1リットルの水を沸かし、枝豆(300g)と塩を大さじ1入れて3分半茹で、ザルにあげればOK!
<塩茹でして冷凍する場合>
【用意するもの】
・枝豆 1袋(300g)
・お湯 1リットル
・塩 大さじ1
・茹でるとき用塩 大さじ1
【方法】
①枝豆をザルに入れて、流水でこすり洗いをして汚れをしっかり落とします。
②ザルからあげ、サヤの両端をハサミで切ります。
③ザルに枝豆を戻し、そこに塩を大さじ1入れたらうぶ毛をとるようにしっかり塩もみして、10分程おき水で流します。
④鍋に1リットルの水を沸かし、枝豆(300g)と塩を大さじ1入れて3分半茹でます。
⑤3分後ザルにあげて水を切り、よく冷ましたら冷凍用保存袋に入れて冷凍庫に入れます。
【解凍方法】
前日に冷蔵室に移し、一晩自然解凍します。
もし時間がなければ袋ごと流水解凍がおすすめです!
最後に
いかがだったでしょうか?
枝豆を保存する際は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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