クリスマス・お正月の「アルバイト問題」 シフト強要、自腹購入etc…どう対処? #専門家のまとめ
年末年始の時期、クリスマスやお正月の商戦に動員されるのは、学生アルバイトたちである。毎年この時期になると、「シフトを強引に入れられてしまった」、「売れ残りを強制的に買取させられている」、「売れ残りの廃棄作業がつらい」といった悲痛な相談が多数寄せられる。また、学生をつかう「店長」側からの相談も後を絶たない。
筆者は、NPO法人POSSEに寄せられた労働相談事例を元に、毎年これらの問題を紹介し、対処法を解説してきた。今回は、過去にYahoo!ニュースに寄稿した記事から、問題のバリエーションを示しつつ、それぞれの対処法についてまとめていきたい。
クリスマスケーキやお正月のおせちなどをアルバイトが強制購入させられる問題、法的にはどうすれば対処できる?
お正月やクリスマスのシフト強制に対して、拒否することは法律的にできる? シフトに入らいことを理由とした解雇はOK?
店長にもノルマがあり、学生に対して「加害者」になってしまうと同時に、「被害者」でもある。店長にとっての対処法は?
食品ロスが気になる場合、法律的にどんな対処法がある?
今日、学生はサービス業の中心的な戦力として扱われている。そのことが、学生たちの労働問題である「ブラックバイト」問題を引き起こした。年末年始は「ブラックバイト」の問題が特に顕在化する時期である。
学生を子にもつ親や先生たち含め、ぜひ、この機会に対処法について知っておいてほしい。