超濃厚豚骨醤油スープに超極厚チャーシュー！　「人類みな一風堂」とは？

フードジャーナリスト

2023/6/14(水) 13:24

『博多一風堂』と『人類みな麺類』がまさかのコラボレーション

　人気ラーメン店『博多一風堂』と『人類みな麺類』がタッグを組み、コラボレーションラーメンを完成させた。その名も「人類みな一風堂」。6月15日（木）より21日（水）の７日間限定で、東京は『博多一風堂池袋店』（池袋）と『人類みな麺類東京本店』（代官山）、大阪は『博多一風堂梅田店』（梅田）『人類みな麺類本店』（西中島）の４店舗限定の販売となる。

　『博多一風堂』は福岡で1985年に創業。現在世界15カ国・地域に展開するラーメンのグローバルブランドとして知られている。また『人類みな麺類』は大阪で2012年に創業。大阪と東京に店舗を展開し、『くそオヤジ最後のひとふり』『世界一暇なラーメン屋』など数々のブランドも立ち上げている新進気鋭のラーメン店だ。

創業者同士で試作を何度も重ねて完成

最終試作に余念のない『博多一風堂』創業者の河原成美氏（右）と、『人類みな麺類』創業者の松村貴大氏。

　『博多一風堂』創業者の河原成美氏と『人類みな麺類』創業者の松村貴大氏が意気投合し、今回のコラボレーションが実現。何度も顔を合わせて試作を繰り返し、お互いのラーメンの良さを合わせたバランスの豚骨醤油ラーメン「人類みな一風堂」が出来上がった。

　ベースとなるスープは『博多一風堂』自慢の豚骨スープ。そこに『人類みな麺類』のラーメン「micro」と「macro」２種類の醤油ダレをブレンド。さらに『人類みな麺類』の特徴でもある極厚のとろとろチャーシューや極太メンマも乗せた。麺は『博多一風堂』が今回のラーメンのために新たに作ったオリジナルの自家製麺。替え玉用の麺も新たに開発した。

味もボリュームもインパクト十分なラーメン

「人類みな一風堂（厚切りバラチャーシュー＋低温チャーシュー）」（画像：博多一風堂）

　今回のラーメンではトッピングのバリエーションも用意。「厚切りバラチャーシュー」と「低温チャーシュー」のいずれかを選ぶか、その両方を乗せることも出来る。言うまでもなく食べるべきは「厚切りバラチャーシュー＋低温チャーシュー」乗せだ。一口サイズの白ごはんは濃厚な豚骨醤油スープにピッタリ。さらに太さも食感も異なる替え玉で違った味わいも楽しめる。

　スープは一口めでかなりインパクトのある濃いめの味わい。『人類みな麺類』の特徴である醤油のパンチと香りが広がったあとに、『博多一風堂』のまろやかで深みのある豚骨スープの味わいが顔を出す。ツルツルとして喉越しの良いオリジナル麺は啜っても噛んでも美味しく楽しい麺。そして圧巻はやはり極太のバラ肉を使ったチャーシューと丼の周りに広がる低温調理チャーシュー。肉好きにはたまらないボリュームだ。

　ラーメン業界のトップランナーと新進気鋭の人気店がコラボレーションした、究極のラーメン「人類みな麺類」。東京と大阪の４店舗で一週間限定の販売ではあるが、ラーメン好きは必食の一杯と言えるだろう。ただし間違いなくお腹いっぱいになるので空腹での来店をおすすめする。