新監督・上本博紀が率いる阪神タイガースジュニアのセレクション、応募締め切り迫る!
■NPB12球団ジュニアトーナメント
今年もこの時期がやってきた。
「NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP 2022」のセレクションだ。阪神タイガースジュニアチームは現在、選手セレクションへの参加者を募集している。
「NPB12球団ジュニアトーナメント」とは、一般社団法人日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団が連携し、「子どもたちが“プロ野球への夢”という目標を身近にもてるように」という考えのもとに企画されたもので、今年18回目を迎える。
今年の本大会は12月27日から29日まで、明治神宮球場と横浜スタジアムでの開催が予定されている。
参加選手は、その球団のプロ野球選手と同じユニフォームを身にまとい、その球団を背負って戦う。阪神タイガースジュニアは、虎戦士たちと同じタテジマに袖を通すことができるのだ。
■高山俊選手も!佐藤輝明選手も!
これまで、この大会に出場した選手の中から数多くが「プロ野球選手になりたい」という夢をかなえている。阪神タイガースでは高山俊選手が千葉ロッテマリーンズジュニア、佐藤輝明選手が阪神タイガースジュニアで、この大会を経験している。
また、プロ野球選手になれずとも、ジュニアに選ばれることは野球に打ち込む少年少女にとって、なにものにも代えがたい経験になり、今後の人生を支える誇りになる。
そして、たとえ選出されなくても、セレクションに参加することで自身の力量を認識できる。実技テストまで進めばなおさら、周りの選手のさまざまなプレーを間近で見て、気づかされることもある。きっと得るものは少なくないだろう。
■上本博紀監督に岩本輝、藤川俊介の両コーチ
今年の「阪神タイガースジュニア2022」の監督には上本博紀氏が決定した。昨年はコーチとして初めてジュニアチームに関わったが、技術や作戦面ばかりでなく整理整頓など“野球人としての当たり前”を厳しく伝えてきた。今年は初監督として、その辣腕を振るう。
そして3年目となる岩本輝氏が投手コーチ、初の藤川俊介氏が野手コーチとして上本監督を支える。
若き首脳陣が“タテジマ魂”を注入し、頂上を目指す。
■セレクションについて
さて、セレクションである。
阪神タイガースジュニアでは、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、1次セレクションは動画による選考で、2次と最終セレクションは実技による選考としている。
対象は近畿圏に在住の小学6年生で、性別は問わない。ただし応募条件があり、①50m走が7.5秒以下、②球速100キロ以上、③遠投60m以上、④特筆すべき技能を持っている(たとえば平均打率5割以上や飛距離が突出しているなど)の中から1つ以上クリアしなければならない。
1次セレクションの動画の撮影内容は下記のとおりだ。
バッティング、ピッチング、フィールディング、自分をアピールできるプレー、キャッチャー希望者はセカンドスローなどを90秒以内にまとめる。
ポジションによって、また本人の特性によって、それぞれの時間配分は違ってくるだろう。
1次セレクションを通過すると、2次セレクションでは実戦形式のテストが2日にわたって行われる。初日のセレクション通過者が2日目に参加できるというわけだ。
そしていよいよ絞りに絞られた参加者たちが最終セレクションに臨む。が、その前に「肩肘検診」が実施される。ここで何か問題が発見されると断念しなければならない。
過去、この検診で涙を呑んだ選手もいた。本人の自覚症状がなかったため、この検診によって大ケガになるところを未然に防ぐことができたのだ。阪神タイガースとしては野球少年少女の未来を守るため、しっかりとチェックする。
そして最終セレクションを経て、いよいよ「阪神タイガースジュニア2022」のメンバー16人が決定する。
1次セレクションの動画の応募期間は明後日7月24日(日)23:59までだ。
(動画応募についての詳細⇒デジタルチャレンジ)
未来のプロ野球選手、未来のタイガースWomenを目指す少年少女たち!
ぜひチャレンジを!!