「写真のようなキャベツは選ばないで!」栄養士がお願いするワケとは?
こんにちは!栄養士食堂です。
皆さん「美味しいキャベツの見分け方」を知っていますか?
キャベツは生で食べることも多い野菜なので、できれば柔らくて美味しいキャベツを選びたいですよね。
そこで注目してほしいのが「キャベツの芯」
上の写真のようなキャベツを選ぶのはNGなんです!
今回は栄養士が「写真のキャベツを選ぶのがNGな理由」を詳しく解説していきたいと思います。
興味がある方は最後までご覧くださいね。
今回の目次
1 キャベツの栄養について
2 保存方法・食べ方のコツ
3 写真のキャベツを選ぶのがNGな理由
4 まとめ
1.キャベツの栄養について
ビタミン様物質であるビタミンUはキャベツから発見されたビタミンで、キャベツの特徴的な成分です。ビタミンUは胃の粘膜を保護したり、傷んだ胃壁を修復したりして胃炎や胃潰瘍を予防すると言われています。
2.保存方法・食べ方のコツ
【保存方法】
・冷蔵の場合…まるごと冷蔵保存する場合は芯の部分をくりぬき、くりぬいた場所に濡らしたキッチンペーパーをつめて、保存袋に入れて保存すると長持ちします。
*芯がついたまま保存するとキャベツが成長を続けてしまい、葉の栄養が奪われてしまいます。
・冷凍する場合…キャベツはよく洗い、食べやすい大きさに切ったら水気をキッチンペーパーでよくふき取り、冷凍用密閉保存袋に入れて、空気をぬき薄くして冷凍します。
【食べ方のコツ】
春キャベツ→葉が柔らかいのでサラダなどの生食がおすすめ
冬キャベツ→しっかりとしていて煮くずれしにくいので煮込み料理におすすめ
また、キャベツに含まれるビタミンC・Uは水溶性ビタミンで水に溶けだしてしまうので水にさらすのは短時間にしましょう。
3.写真のキャベツを選ぶのがNGな理由
お待たせしました「写真のキャベツを選ぶのがNGな理由」を解説します。
写真のキャベツを選ぶのがNGな理由は、芯が全体の高さの2/3以上あるから
キャベツは、芯の高さで美味しいものを見分けることができます。
切ってあるキャベツの場合は、芯が太すぎず、「全体の高さの2/3以下」のものが柔らかく美味しいキャベツになります。
芯の高さが高いほど成長している証拠です。写真にあるキャベツは、芯が全体の高さの2/3以上あるので、成長のしすぎで固くなってしまい、あまり美味しくありません。
<まとめ>
芯の高さが高いほど成長していてあまり美味しくないので、キャベツは「芯の高さの2/3以下」のものを選ぶと◎
芯の高さの2/3以下のキャベツ↓
4.最後に
いかがだったでしょうか?
芯の高さが高いほど美味しくないので、キャベツを買うときは芯の高さに注目して選ぶようにしましょう。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
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