3種類の「質問」だけ覚えよう!コーチング、ファシリテーション、自分の頭も整理できる技術
■頭が悪い質問とは?
思い付きの質問である。
間違いない。
「なんでバタバタしてるんだろう?」
「どうして君はやりたいことが見つからないの?」
このように、ふと思い付いたこと、疑問に思ったことを、そのままの形式で尋ねてしまう。
こういう「疑問そのまま質問」をする人は頭が悪い(頭が整理されていない)。
飲み会の席ならともかく、自分の頭を整理するときにやってはいけない。よけいに頭が混乱するからだ。ましてや会議のファシリテーション中、コーチングしているときに、こんな質問をしたら、もう「頭が悪い」としか思われない。
今回は、ぐちゃぐちゃになっている頭の中を整理するための「3種類の質問」を紹介する。この3種類だけ覚えて、実践して慣れていこう。
●チャンクダウン
●チャンクアップ
●スライドアウト
この3種類である。
(※以下はファシリテーションのパターンのスライド)
■3種類の質問を覚える①チャンクダウン
まず頭を整理するには、「複雑なことを単純に考える思考」が必要だ。そのためには、具体-抽象の往復運動が重要である。この往復運動というのは、上下運動と覚えたらいい。
つまり、アップとダウンである。
だから、頭を整理しようとするとき、誰かの頭を整理させようとするとき、必ずこの「アップとダウン」の上下運動を頭に描いて実施するのだ。
この記事は有料です。
横山塾~「絶対達成」の思考と戦略レポ~のバックナンバーをお申し込みください。
横山塾~「絶対達成」の思考と戦略レポ~のバックナンバー 2023年1月
税込330円(記事4本)
2023年1月号の有料記事一覧
※すでに購入済みの方はログインしてください。