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【手帳】手帳の日に考える、デジタルにはない手帳のメリットとは? 液晶画面の外側で考えよう!

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手

今日、12月1日は手帳の日です。

 さて、現代における手帳のメリットとは何でしょう。少なくともビジネスパーソンならば、誰でもスマートフォンを持っているこの時代。手帳にしかできない、手帳ならではのメリットを知っておきたいものです。

 もちろん、たんに紙に書くのが好きとか、手帳自体に愛着があるのでもいいと思います。ですが、手帳ならではのメリットを知っておけば、より積極的に活用できるようになると思います。そこで今回は、過去の記事から、手帳ならではのメリットや、参考になりそうな使い方をピックアップして紹介します。

【手帳の考え方】「デジタル全盛の時代なのにあえて手帳」?紙の記録媒体はデジタルとは違う種類のものです 

【手帳の考え方】ノートや手帳の本当の便利さはどんなこと?ひとつは“液晶画面”から独立していることです

 この2つの記事で言っているのは、紙の手帳の構造の特徴ですね。
 スワイプ、スクロールするデジタルツールに対して、手帳は紙の記録面が連続した記録媒体です。めくることで面をきりかえていきます。
 また、二つ目の記事では、手帳やノートが、ソフトウェアの機能的な限界とは無縁であることがメリットだとしています。

スマートフォンと手帳の違い

 スマートフォンと手帳の違いについても過去に記事を書いています。

スマホと手帳の違いを理解しよう その1 構造編 手帳はノートに時間軸をプラスした紙の記録媒体

スマホと手帳の違いを理解しよう その2 入力編 手帳は記入が手軽、スマホは入力手段が多彩

 その1では、紙に(ゆるやかに)定義された記入の目的があり、それが紙として連続した記録媒体であることの説明をしています。
 その2では、スマートフォンの入力手段の多彩さを解説しています。

違いを理解して使い分け、使いこなそう

 このように、現代において手帳を使うのは、デジタル機器の存在を抜きにしては考えにくい状況にあります。そして、デジタル機器全盛だからこその、手帳のメリットもあります。

 こういうデジタルと比べたときのメリットをよく考えながらうまく使い分けたいものですね。

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は週刊誌の書評欄総ナメ。日経新聞「あとがきのあと」登場ほか大学受験の問題に2回出題。『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。認知症対策プロダクト「おぼえている手帳」は経産省オレンジイノベーションプロジェクト事業採択。

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