【英会話・間違いあるある】There is much snow. Be careful.どこが変?
皆さんこんにちは。ForB(フォービー) Englishの番場です。本日は日本人がよく間違える英語の使い方について、ご説明します。
それではまず、例文を見てみましょう。
例文
There is much snow. Be careful.
この例文のどこが変でしょうか?「much」は数えられない名詞(不可算名詞)を修飾でき、「snow」は数えられない名詞です。意味を考えると、「雪が多いですね。気をつけてください。」と問題ないように思えるかもしれません。
「Be careful.」の部分は問題ありません。問題があるのは、「There is much snow.」の中の「much」です。「much」は通常、否定文か疑問文で使われますが、この文は肯定文です。肯定文では「a lot of」を代わりに使うことができます。つまり、正しい文は下記のようになります。
There is a lot of snow. Be careful.
ここで、「many」、「much」、「a lot of」の使い方を復習しましょう。
可算・不可算名詞との使い方
many: 可算名詞の複数形とともに使用
much: 不可算名詞とともに使用
a lot of: 可算名詞の複数形、または、不可算名詞とともに使用
可算名詞の複数形とともに使用できるのは、「many」と「a lot of」で、不可算名詞とともに使用できるのは、「much」と「a lot of」です。
肯定文での使い方
There are ( many / a lot of ) people.
There is ( a lot of ) snow.
肯定文では可算名詞の複数形に「many」と「a lot of」が使えます。但し、「a lot of」が多く使われる傾向にあります。「so, too」と一緒に使われるときは、「many」も肯定文でよく使われます。
不可算名詞には「a lot of」が使えます。但し、「much」も「so, too」と一緒に使われるときは肯定文で使われます。
否定文での使い方
There aren't ( many / a lot of ) people.
There isn't ( much / a lot of ) snow.
否定文では可算名詞の複数形に「many」と「a lot of」が使えます。
不可算名詞には「much」と「a lot of」が使えます。
疑問文での使い方
Are there ( many / a lot of ) people?
Is there ( much / a lot of ) snow?
疑問文では可算名詞の複数形に「many」と「a lot of」が使えます。
不可算名詞には「much」と「a lot of」が使えます。
関連動画:「a lot of」をネイティブっぽく発音する方法
まとめ
いかがでしたでしょうか?「much」は通常、肯定文では使われませんのでご注意ください!
「many」、「much」、「a lot of」の使い方については、ネイティブ講師がYouTubeで解説しています。発音の確認、リスニングの練習として是非ご活用ください!
動画で英語を勉強したいという方は、私のYouTubeチャンネル(チャンネル登録者数12万人)に700本以上の英語学習者向け動画がありますので、こちらから是非ご覧ください!