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感動のおいしさ、「一番だしで作る澄まし汁仕立ての雑煮」日本に生まれてよかったと実感できる味

保健師ノンオイル料理研究家茨木くみ子保健師・ノンオイル健康料理研究家
昆布と鰹節からだし汁をとり、澄まし汁仕立てに焼いたお餅が入ります。

新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

今日は我が家の元日のお雑煮をご紹介させていただきます。
我が家の元旦のお雑煮は「一番だしで作る関東風の澄まし汁仕立てのお雑煮」です。

透き通るだし汁に焼いたお餅が入り、具は鶏肉、かまぼこ、野菜(人参・大根・小松菜など)が入ります。

なぜ元旦に一番だしなのか
今は便利なだしパックや顆粒だしなど、和風のお出汁は昆布や鰹節から取らなくても市販品で気軽に代用できます。
かえって市販品のほうが価格も安い。

そんな理由もあり、この数年お料理好きの私でさえ、鰹節と昆布から、だし汁をとることはほとんどなくなってしまいました。

だからこそ、元旦のお雑煮くらいは、鰹節と昆布からとった一番だしを使うことにしています。
一番だしのお雑煮のおいしさは格別、感動のおいしさです。
日本に生まれてきて本当に幸せと思える瞬間です。

作り方は材料さえあれば、難しくありません。
材料費は少しかかりますが
和食の本物の美味しさを、是非試してみてください。

材 料  3~4人前
かつぶし        10~12グラム
昆布          10g
水           800ml
酒            大さじ1
塩           小さじ1/2
しょうゆ       大さじ1

にんじんと大根     適量
小松菜         1束
鶏肉           80g程度

餅            4個~8個
かまぼこ         4切れ
柚子の皮や三つ葉 ・鰹節適量

【下準備】
昆布はさっと洗って汚れを落とす。鍋に水と昆布を入れ30分程度おく。

【作り方】

1. 鍋を中火にかける。沸騰直前に昆布を取り出す。

2. 強火にして沸騰させ、火を止めてから、かつぶしを入れて自然に沈むのを待つ

しっかり沸騰させ火を止めてから鰹節を入れます。
しっかり沸騰させ火を止めてから鰹節を入れます。

3. 3分程度して沈んだら、漉し、軽く絞る。(強く絞ると臭みが出るので軽めに絞る)

軽めに絞ります。
軽めに絞ります。

4. 鶏は小さめの一口大に切り、塩水を沸騰させ、さっと茹でて霜降りし、あくと脂を抜いておく。

5. だし汁に調味料を入れて薄切りにした人参と大根を入れて火にかける。
沸騰したら弱火で柔らかくなるまで加熱し野菜が柔らかくなったら、鶏と小松菜を加える。

6. 焼いた餅をお椀に入れ、雑煮の汁を注ぎ、かまぼこと好みで柚子の皮や三つ葉・鰹節を散らす。

取り出した昆布の再利用
昆布はハサミでカットしてお煮しめに加えています。煮物などに入れるまで冷凍しておくこともできます。

取り出した鰹節の再利用

鰹節はお茶パックに入れて冷凍しておき、味噌汁や野菜を煮るときに加えています。

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最後までご覧いただきありがとうございました。

茨木くみ子

保健師・ノンオイル健康料理研究家

産業保健・特定保健指導・子育て相談などの相談業務を長くしてきました。また自身が過食症・摂食障害を克服し約-20kgのダイエットに成功その体験から日本人に合った健康な食生活は和食だったことを再確認。高脂質な洋食・中華・洋菓子・パンを日本人に合った低脂質な和食に近づけたレシピをご紹介しています。著書多数最新刊「ふとらないクリームのお菓子 」「ふとらない米粉のお菓子」【現在の活動】オンラインや自宅で料理教室にて健康情報や料理レシピを発信保健師業務は「うららか相談」にて個別相談を受けています。料理制作動画はYouTubeにてInstagramでは最新情報とライブをしています。

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