こんにちは、保健師・ノンオイル料理研究家の茨木くみ子です。

年の瀬が近くなり、お正月のお料理が気になる頃になってきました。

お正月は家族がそろって一年の始まりをお祝いする食卓。
おせち料理は作らなくても買える時代ですが、何品かでも手作りに挑戦してみるのはいかがでしょう。

今日はお子様にも喜ばれる、見た目もきれいな、和風のミートローフをご紹介させていただきます。

このお料理はわたしにとって、宝物のレシピ。娘たちにも伝えたい一品です。

このお料理はもともと親戚のお祖母さまのおせち料理でした。
子どもの頃からわたしはこのお料理が大好きで、毎年お年始のご挨拶に伺い、このお料理をいただくのをとても楽しみにしていました。

そんな私も大人になり、自分で作りたいと思うようになりました。

そこでお祖母さまに「レシピを教えてほしい」とお願いしました。
しかしお祖母さまのお返事は

「ごめんなさいね、レシピはないのよ」との返答でした。
そこで、わたしは年末にお祖母さまがこの料理を作られる日に習いに行くことにしました。１回ではとても再現もレシピもできず・・・・

結局、年末に３～4年ほど通わせていただきました。
お祖母さまは、大きなすり鉢でひき肉をすり、ミートローフの生地を銀紙で巻き、蒸し器に入れ蒸して作っていらっしゃいました。

お祖母さまは、もう他界されていますが、このおせちのおいしさは格別です。
冷めても美味しいこのお料理はお弁当にも大変役立ちます。
このレシピは次の世代に繋げなくてはと思い記事にさせていただきました。

作り方は蒸し器の代わりは、レンジを使い、少し簡単に現代風にさせていただきました。

材　料 8人前程度(全量921kcal脂質28.9g)

Ａ

豚赤身ひき肉　　300g

卵　　　　　　　１個分

玉ねぎ　　　　　小1/2個

パン粉　　　　　30ｇ

生姜のすりおろし　１かけ分

調味料　

　しょうゆ　　　大さじ2

　砂糖　　　　　大さじ1と1/2　　

　酒　　　　　　大さじ１
　塩　　　　　　小さじ1/2

ゆで卵　　　　　1個（みじんぎり）

冷凍グリーンピース　大さじ2

照り焼きの調味料

　砂糖　　　　大さじ2

　しょうゆ　　大さじ3

　酒　　　　　大さじ2

下準備

1.玉ねぎはみじん切りにし、500ワットのレンジでラップはせずに３分加熱し冷ましておく。

2.ゆで卵は刻んでおく。

作り方

1.ボウルにＡを入れ手でよく練る。粘りが出たら調味料と冷めた玉ねぎを加え軽く練る。

2.重さを測り２つに分ける。ラップを２重にして肉をのせ、15×20センチに広げる。ゆで卵とグリンピースを散らし、あれば、すだれの上にのせてくるくる巻く。両端をタコ糸で巻き、楊枝で数箇所竹串で穴を開ける。

3.皿の上にのせ500ワットのレンジに8分程度かける。

4.フライパンに煮汁の調味料とミートローフを入れて、火にかけ、転がしながら照り焼きにする。

保存　　　冷蔵庫で4日程度

作り方は動画が分かりやすいです。是非ご覧ください。

(動画では、海老伊達巻・栗きんとん・おなますもふくめてご紹介しています。)

関連記事

〇手作り伊達巻は美味しくヘルシーそして経済的　はんぺん不使用お魚から作る簡単な作り方

〇フライパンで作る。クリスマスチキン特製オニオンソース　身体に優しくとっても柔らか　85歳実母も完食

YouTubeではバターオイルなしのふとらない身体に優しいレシピの制作動画を

Instagramではライブやレシピのショート動画・日々の試作など最新情報をご紹介しています。バターオイルなしの身体に優しいレシピをたくさんご紹介しています。

最後までご覧いただきありがとうございました。

茨木くみ子