油脂、サイリウムハスクなし、日本人になじみの食材で作る、身体に優しい「米粉あんぱん」ふんわりやわらか
こんにちは保健師・ノンオイル料理研究家の茨木くみ子です。
今日は、オイル・サイリウムハスクなしで作る、身体に優しい「米粉あんぱん」のレシピをご紹介させていただきます。
とてもふんわり、柔らかく、まるで小麦パンのような焼き上がりです。
もちろんグルテンフリー。作業時間は一時間程度です。
米粉パンが苦手な方も、きっとおいしく食べていただけると思います。
「日本人のなじみの材料で作る米粉パン」
成形可能な米粉パンには、大抵、油脂がたくさん、そしてサイリウムハスクを使用しています。パンは毎日食べる主食ですので、できるだけ日本人になじみのある食材で作りをしたいと考えています。油脂・サイリウムハスクの代わりは、片栗粉とこんにゃく粉(マンナン)を使用しています。こんにゃくマンナンは、こんにゃくゼリーの素でもあり、こんにゃく粉から不純なものを取り去った、純粋なこんにゃく成分です。
こんにゃくマンナンは腸内細菌の喜ぶ水溶性食物繊維
サイリウムハスクは不溶性食物繊維が多く含まれるため、腸疾患のある方には勧められません。しかし、こんにゃくマンナンは水溶性食物繊維ですので腸にも安心です。
こんにゃくの水溶性食物繊維と米粉のレジスタントスターチは、腸内フローラを整え、免疫力アップ・血液サラサラ効果にも役立ってくれます。
4個分
湯種
・片栗粉 14g
・水 85ml
材料1
・米粉(ミズホチカラパン用)180gの1/2量
・ドライイースト 3g
・砂糖 15g
・30度程度に温めた牛乳 95ml程度 (水で作る時は80ml程度)
材料2
・人肌程度に冷めた湯種
材料3
・米粉の残り
・こんにゃく粉(こんにゃくマンナン)3g
・塩 2g
好みのあんこ 150g
黒ゴマ 適量
つや出し用の牛乳 適量
【下準備】
湯種を作る。フッ素樹脂加工の鍋に湯種の材料を入れて、耐熱ゴムベラで混ぜながら加熱する。全体に火が通りとろみが付いたらバットなどに出し粗熱を取る。
【作り方】
1. 材料1をボウルに入れて30秒程度混ぜイーストをよく溶かす。
2. 材料2の粗熱のとれた湯種を加えしっかり混ぜる。
3. 材料3の米粉の残り・こんにゃくマンナン・塩を混ぜたものを加え混ぜる。
4. 台の上に出し、固さを必要時調整する。手につくがこねられる固さがちょうどいい。つやが出るまで1分ほど手でこねる。
5. 乾いた手で4個に分けて丸める。一つずつあんこを包み丸め、手で軽くつぶしてクッキングシートの上におく。(水でぬらした指先で、パンの表面をつるつるにする。)
6. 乾燥予防し、温かいところで二次発酵させ1.3倍くらいに膨らむのを待つ。
オーブンの予熱を230度で上げる。
(オーブンで発酵させるときは早めにパンを出し、オーブンの近くの温かいところで待つ。)
7.パンが1.3倍に膨らみ、穴が2つくらいできたら、パン全体にたっぷり霧を吹き、つや出し用に牛乳を刷毛で塗り、黒ゴマをふる。
天板に熱い湯を入れ、その中にバットごとパンを入れ、いい焦げ色が付くまで12~14分程度焼く。
8.焼きあがり、粗熱が取れたら温かいうちにラップして冷ます。
【レシピの無断転載・コピー・アイディアの使用はおやめください。】
【保存】
焼きたてから10分経過した頃が一番美味しい時間帯です。
翌日までは涼しい常温に出して置きます。
それ以上は冷蔵庫で3日程度か冷凍で2週間程度
食べるときはレンジでしっかり温め直すととても美味しく戻ります。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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