1970年生まれ、山梨県甲府市出身。明治学院大学国際学部卒業後、「ワールドサッカーグラフィック」誌編集部に入り、編集長を経て2005年に独立。紙・WEB媒体に寄稿する他、CS放送のサッカー番組に出演する。雑誌、書籍、WEBなどを制作する有限会社アルマンド代表。同社が発行する「フットボールライフ・ゼロ」の編集発行人でもある。
記事一覧
- W杯に間に合うか? チュニジア戦で露呈した問題の本質は、守備ではなく攻撃にあり【チュニジア戦分析】
6月シリーズ4連戦の最後の試合となったチュニジア戦で、0-3の敗戦を喫した森保ジャパン。その試合で浮き彫りになった本当の問題は、3失点を喫した守備ではなく、まったくかたちが作れなかった攻撃にあった。
- 中盤3人の構成を変えると日本の攻撃はどのように変化するのか? まだ見えぬ本番用の戦術【ガーナ戦分析】
森保監督が控えメンバーを中心にスタメンを編成したガーナ戦。4-3-3の中盤には遠藤、柴崎、久保の3人が先発したが、そこで明確に見て取れたのは、同じ控え組中心で戦ったパラグアイ戦との大きな違いだった。
- もはや手遅れか? 4連戦で露呈した森保ジャパンの深刻すぎる問題【チュニジア戦出場選手採点&寸評】
カタールW杯本大会までに予定された6試合のうち4試合を消化した森保ジャパン。4連戦最後のチュニジア戦では0-3で敗戦を喫したが、そこで浮き彫りになったのは、敗戦という結果とは別の深刻すぎる問題だった。
- ブラジルは森保ジャパンのハイプレスをいかにして回避したのか? 日本の守備戦術の綻び【ブラジル戦分析】
日本がPKによる1失点で敗れたブラジル戦。しかし試合を検証してみると、1失点で済んだこと自体が奇跡的と言えるほど、日本は多くのピンチを招いていた。そこからは、攻守におけるチーム戦術の破綻が見て取れる。
- 3試合で見えたW杯本大会登録メンバー! 森保監督が描く23+3名は?【ガーナ戦出場選手採点&寸評】
ガーナ戦は相手の調整不足もあって4-1と快勝した森保ジャパン。そのなかで注目すべきは、ここまでの3試合における森保監督の選手起用だ。そこには、現在指揮官が頭に描くW杯登録メンバーの青写真が見てとれる。
- 森保監督が考える4-3-3から4-2-3-1へのシステム変更の狙いは何か?【パラグアイ戦分析】
多くの主力を除いたメンバーで戦ったパラグアイ戦は、鎌田、堂安、三苫らの活躍もあり、日本が4-1で快勝した。ただ、その試合で最も注目すべき点は、後半途中から森保監督が4-2-3-1に布陣変更した采配だ。
- 戦術破綻! ブラジル戦で露呈した森保ジャパンの看過できない問題点【ブラジル戦出場選手採点&寸評】
日本がFIFAランキング1位のブラジルを迎えた親善試合は、0-1で日本が敗れた。結果だけを見れば日本が健闘したかに見えるその試合には、しかしW杯本大会に向けて数々の問題が潜んでいた。その問題とは何か?
- ベトナム戦で得たはずの教訓は何処へ? ブラジル戦に潜む懸念材料【パラグアイ戦出場選手採点&寸評】
パラグアイに4-1で勝利し、カタールW杯に向けて好発進した印象の森保ジャパン。しかし結果だけにとらわれずに本番を見据えた場合、そこにはひとつの懸念材料が浮上する。現在の日本代表が抱える問題点とは何か?
- マンチェスター・ユナイテッドの迷走状態が続く最大の原因は何か? 悪夢はモイーズ時代から始まった
今季もチャンピオンズリーグ出場権獲得を逃してしまったマンチェスター・ユナイテッド。プレミア優勝13回を誇ったサー・アレックス・ファーガソン時代から9年が経過したいま、復活のためには何が必要なのか?
- 監督記録を塗り替えるアンチェロッティは、なぜ60歳を過ぎても最先端で活躍し続けることができるのか?
ラ・リーガ優勝を経験し、史上初めて欧州5大リーグ全制覇を成し遂げたレアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督。迫りくるCL決勝戦でも新記録に挑む名将は、なぜこれだけのタイトルを獲得できるのか。
- 異例ずくめのカタールW杯。欧州の強豪国との対戦を控える日本代表に重くのしかかる決定的ハンデとは?
今年のカタールW杯でドイツとスペインという世界屈指の強豪チームとの対戦が決定した森保ジャパン。過去にないほど厳しいグループを勝ち抜くためには、異例ずくめのカタール大会特有の難題をクリアする必要がある。
- 日本がW杯で対戦する可能性のあるコスタリカの実力は? 新監督が作り上げたチームの特徴
まだ対戦相手が決まっていない日本のカタールW杯グループ第2戦。仮に対戦相手がコスタリカに決まった場合、森保ジャパンは勝ち点3を確保できるのか? 新監督就任からチーム力を上げているコスタリカの実力とは?
- フリック新監督が率いるドイツ代表の現在。森保ジャパンはW杯初戦で勝ち点1以上を獲得できるか?
カタールW杯で日本代表が初戦で戦うドイツ代表は、かつて欧州一の強豪に君臨していたが、近年は失意と栄光の繰り返している。そして現在は、前回大会の屈辱から、フリック新監督の下で再び上昇気流に乗っている。
- 柴崎、原口、旗手の4-3-3はなぜ機能しないのか? 6月の強化試合に残された課題【ベトナム戦分析】
1-1で終わった日本のアジア最終予選最終節、対ベトナム戦。従来の4-3-3を採用した森保監督だったが、この日のスタメン3人で構成された中盤が機能することはなかった。その原因は一体どこにあったのか?
- なぜ全体が間延びするとダメなのか? 4-3-3システムで初めて露呈した問題【オーストラリア戦分析】
試合終盤の三笘の2ゴールで予選突破を決めた日本。しかし今回のオーストラリア戦は、W杯本大会を見据えた場合、新たな問題点が露呈した試合でもあった。同じ過ちを繰り返さないためにも、改めて課題を検証する。
- 森保監督は続投? 4-3-3機能不全の原因と協会が再検証する必要性 【ベトナム戦出場選手採点&寸評】
大幅なスタメン入れ替えも影響して4-3-3が機能せず、ホームでのベトナム戦で有終の美を飾れなかった森保ジャパン。その原因はどこにあったのか? 日本サッカー協会には、それも含めた再検証が求められる。
- 近代サッカー史を彩ったウクライナとロシア両国が輩出したレジェンドたちと、両代表チームが残してきた足跡
カタールW杯の欧州プレーオフ進出を果たしていたロシア代表には出場禁止措置が適用され、ウクライナ代表は試合が6月に延期となった。しかし近代サッカー史において、両国は代表でもクラブでも重要な存在だった。
- 森保ジャパンの何が変わったのか? 見逃してはいけない2つの要因【オーストラリア戦出場選手採点&寸評】
予選突破がかかったオーストラリアとのアウェイ戦。終了間際に生まれた三苫の2ゴールで劇的な勝利を収め、無事に本大会出場を決めた森保ジャパン。過去最悪のスタートを切った日本が、V字回復できた要因は何か?
- 森保ジャパンはどのように2種類の守備方法を使い分けて勝利を手にしたのか?【サウジアラビア戦分析】
サウジアラビアとの大一番に勝利し、いよいよW杯出場に大手をかけた森保ジャパン。勝因のひとつとなったのは、日本が状況に応じて使い分けた2種類の守備方法だった。果たして、日本はどのように守備を変えたのか?
- 原因は一目瞭然! 2次予選でダントツの得点力を誇った日本の攻撃に起こっている変化とは?【中国戦分析】
W杯アジア最終予選第4節のオーストラリア戦以来、連勝街道を歩んでグループ2位を維持する森保ジャパン。しかし守備が安定した代償として、自慢の得点力は大幅にダウンした。いま日本の攻撃に何が起きているのか?
- 森保采配に悪い兆候。苦戦の原因を忘れて同じ轍を踏んではならない【サウジアラビア戦出場選手採点&寸評】
大一番となった首位サウジアラビア戦に勝利し、W杯出場に大手をかけた森保ジャパン。しかし5連勝という結果とは裏腹に、試合内容の停滞感は変わらず、チームに勢いも感じられない。その原因はどこにあるのか?
- なぜ大迫と南野は実力を発揮できずにいるのか? 日本の攻撃が停滞する原因【中国戦出場選手採点&寸評】
大迫のPKによる先制点と伊東のヘディングシュートによる追加点で中国をクリーンシートで下した森保ジャパン。しかし、ボールをにぎって敵陣で試合を進めたにもかかわらず、ゴールチャンスが少なかったのはなぜか?
- 35歳を過ぎても輝きはダイヤモンド。シーズン後半戦のラ・リーガで見逃せない大ベテランたちの躍動
台頭する有望な若手選手たちに負けず劣らず、抜群の輝きを放っているのが大ベテランの域に達するオーバー35の選手たちだ。とりわけ今シーズンのラ・リーガでは、彼ら35歳以上の選手たちの活躍が際立っている。
- 32歳の香川真司は新天地で復活できるか? 注目されるシント・トロイデンと日本人選手の幸せな関係
昨年12月に双方合意のもとでPAOK(ギリシャ)との契約を解除した香川真司の新天地が、ベルギーのシント・トロイデンに決定。今年3月に33歳の誕生日を迎える香川は、思い描くような復活劇を果たせるのか?
- なぜ日本式4-3-3は守備的布陣なのか? 流れの中で失点していない事実とその背景【オマーン戦分析】
オマーン戦に勝利し、4-3-3に布陣変更して以来、3連勝を続ける森保ジャパンはグループ2位に浮上。相変わらず攻撃は停滞したままだが、守備面では流れの中から失点していない。その原因はどこにあるのか?