デイリースポーツ紙で日本のプロ野球を担当。98年から米国に拠点を移しメジャーリーグを担当。2001年からフリーランスのスポーツライターに。現地に住んでいるからこそ見えてくる米国のプロスポーツ、学生スポーツ、子どものスポーツ事情をお伝えします。著書『なぜ、子どものスポーツを見ていると力が入るのかーー米国発スポーツペアレンティングのすすめ 』(生活書院)『帝国化するメジャーリーグ』(明石書店)分担執筆『21世紀スポーツ大事典』(大修館書店)分担執筆『運動部活動の理論と実践』(大修館書店) 連絡先kiyokotaniguchiアットマークhotmail.com
記事一覧
- 第1号スポーツブラは男性用スポーツ用品を縫合。42年後のスポーツ用品メーカーは豊富なサイズでアピール
バストの大きい女性は運動から遠ざかりやすいという調査結果が出た。スポーツ用品メーカーのナイキは、今年の春・夏モデルのスポーツブラのテーマを「インクルーシブ」とし、豊富なサイズ展開をアピールしている。
- リーダーシップ、チームの人間関係は数値化できるか? (打てなかったイチローの勝利貢献度も測れるか?)
チーム編成もデータを重要視することが常識になっているメジャーリーグ。最近では、選手が自身のパフォーマンス以外の面で、チームの勝利にどのくらい貢献しているか、を数字で表そうという動きが出ている。
- メジャーリーグ、グローバル戦略の申し子。イチローが最後に紡いだ言葉
メジャーリーグの国際戦略の申し子ともいえるイチローが、日本で開催された公式戦を最後に現役引退した。グローバルスターが、最後に発した言葉は、日本人としてだったのか。
- 育成コストを担うのは選手か、コーチか、新手の投資ビジネスか。大坂なおみがコーチに訴えられた話(2)
スーパーエリートの育成にはお金がかかる。プロになっても、大金を稼ぐことができるのは一握りで、収入よりも出費が上回る選手も少なくない。米国では、マイナーリーグに出世払いの貸付をする会社が生まれている。
- 大坂なおみが元コーチに訴えられた話。未払いか、タカリか、スーパーエリート育成のコスト問題か。(1)
大坂なおみの元コーチが獲得賞金の20%の支払いを求める訴訟を起こした。一気にスーパースターになった大坂への「タカリ」のような見方もあるが、背景にはスーパーエリート育成のコスト問題がある。
- 女性のバストの大きさは、運動習慣にどのような影響を及ぼすのか。
女性のバストの大きさが、運動習慣や、どのような運動をするかに影響を及ぼしていることが発表された。
- なぜ、他球団は大谷翔平の「球拾い」をしたのか。
エンゼルスは大谷効果で本拠地でのグッズ売上を大幅に伸ばしたという。大谷を迎え撃つ他球団にも、大谷効果の恩恵があった。
- 大谷翔平はメジャーリーグの二刀流のドアを開けたのか。大谷の登場ともうひとつの要因(2)
二刀流挑戦を表明したメジャーリーガーやマイナー契約をした選手が複数出てきた。怪我で中断したとはいえ、エンゼルスの大谷が「メジャーでは二刀流は不可能」という説を覆したことと、他の要因もあるのではないか。
- 大谷翔平はメジャーリーグの二刀流のドアを開けたのか。取材メモより(1)
右ひじの怪我で中断されたが、エンゼルスの大谷はメジャー1年目の昨シーズン、米国でも二刀流が可能なことを見せた。このオフには二刀流希望を表明するメジャーリーガも出てきた。大谷は二刀流のドアをあけたのか。
- アメリカンフットボール部のコーチに、ラグビー型タックルの受講を義務付け。
テキサス州の中学・高校のアメリカンフットボール部コーチに、ラグビー型のタックルについて学ぶことが義務付けられた。ラグビーがアメリカンフットボールの競技人口維持に一役買うことになるか・
- ロッククライミングの登攀ルートには、なぜ、女性の身体に関する名前がつけられているのか。
ロッククライミングの一部の登攀ルートには、女性性器や性的な名前がついている。なぜなのか? 性差別か表現の自由か?
- 米国のコーチたちは、日本選手に対してどのような自覚なき偏見を持っているのか。
人種差別をしている自覚がなくても、無意識のうちにステレオタイプを持っていることがある。米国で活躍する日本人アスリートはどのようなバイアスと戦っているのか。バスケットボールのコーチと日系米国人の調査から
- 楽天・平石監督は、オコエの髪を切ってもいいのか?いけないのか?米国「ハサミ審判」問題より。
楽天の平石監督がオコエ選手が「ふざけた髪形」でキャンプインした場合、オコエの髪を切る計画を披露した。今、米国では「ハサミ審判」が大問題となっている。「バリカン星人」計画を実行するのは、あいや待たれよ。
- あまり報道されていない「選手の出場機会増」ー新潟県高校野球連盟の投球数制限ー
新潟県高校野球連盟が来年の春季県大会で1試合、1人100球までの投球制限を導入することを明らかにした。目的のひとつは「選手の出場機会増」だが、そのメリットについてはあまり話題になっていない。
- 日本はヌルい?教育?人格形成? 米国人は運動部活動に何を期待するのか。
日本では、運動部活動に教育的意義があるとされている。米国の運動部は競技志向だと言われているが、米国の大人たちも運動部活動に教育的意義を見出している。しかし、その教育的意義は、日本とは異なる。
- 【スポーツとパワハラ】罰としてのトレーニングは、なぜ、だめなのか。アメフト選手の死亡事故を考える
罰としてトレーニングを科すのは、日本だけではない。米国のスポーツ界も同様の問題を抱えている。指導者が罰としてトレーニングを科すのは、なぜ、いけないのか。北米は問題解決にどのように取り組んでいるのか。
- NBAが史上初めてインドでの試合開催を決定。渡辺雄太と幻のインド人初のNBA選手との違いは何か。
NBAは20日、来年10月にNBA史上初めてインドで試合を開催すると発表した。インド出身のNBA選手は、まだ誕生していないが、あともう一息のところまでこぎつけている。
- 球史の隙間に吸い込まれてしまうのは誰か。キューバと大リーグの歴史的な協定締結で
米大リーグ機構と選手会は、キューバ野球連盟と選手の移籍に関する協定を結んだと発表した。キューバ人選手は亡命をしなくても、大リーグ球団と契約することができる。ベテラン選手は歴史的な合意に間に合うのか。
- アーティストとプロスポーツの協働は、何をもたらしたのか。
プロスポーツチームが地域のアーティストにポスター制作を委託した。試合ごとに異なるアーティストが制作したゲームデーポスターはチームとアーティストに何をもたらしたのか。
- WTAのルール変更で、スコートから伸びる健康的な美脚は、過去のものになるのか。
WTA女子テニス協会は、2019年シーズンの競技規則を一部、変更することを明らかにした。スコート、ショートの着用なしでも、レギンズの着用を認めるとした。スコートから伸びる美脚は過去のものになるのか。
- フェンシング全日本選手権での心拍数表示。米プロスポーツ界では、なぜ、できないのか。
日本のフェンシング大会で、試合中の心拍数を表示する試みがなされた。入場券は完売。新しい試みは観客の支持を得られたといってよいだろう。しかし、米国プロスポーツには心拍数表示に踏み切れない理由がある。
- 高校生選手への鉄剤注射。米国の高校スポーツはどのように対応したか
高校駅伝の強豪校で貧血治療用の鉄剤注射が不適切に使用されていることが分かった。背景は異なるが、米国では高校生アスリートのステロイド使用問題がある。米国がどのように対応しているのかを紹介したい
- 「早生まれ」スポーツでの課題、米国の場合 ――体重考慮の取り組みや年齢詐称事件まで
日本陸連が強化担当者に成長の個人差に配慮するよう求めた。「早生まれ」の子どもが好結果を出せないことも懸念し、大会の年齢区分を工夫するという。スポーツの盛んな米国では、年齢区分の配慮はなされているのか。
- 米国の大学で起こったスポーツブラ問題
スポーツブラを着けて練習するとき、上からシャツを着なければいけないのか。
- 息子がNFLで大活躍。元横浜ベイスターズのパット・マホームズの心境は?
NFLチーフスのQBパトリック・マホームズが大活躍している。米国の名物野球記者が横浜ベイスターズでもプレーした父のパット・マホームズにその心境を聞いている。さて、どんな話が記事になったのか。