
木俣冬
フリーライター
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著書『みんなの朝ドラ』(講談社新書)/『ケイゾク、SPEC、カイドク』(ヴィレッジブックス)/『挑戦者たち トップアクターズ・ルポルタージュ』(キネマ旬報社)、ノベライズ「連続テレビ小説 なつぞら」(脚本:大森寿美男 NHK出版)/「小説嵐電」(脚本:鈴木卓爾、浅利宏 宮帯出版社)/ほか、『おら、あまちゃんが大好きだ!』/『堤っ』/『庵野秀明のフタリシバイ』『蜷川幸雄 身体的物語論』等。角川書店で書籍編集、TBSドラマのウェブディレクターなどの経験を生かしドラマ、映画、演劇など文化、芸術、娯楽に関する原稿執筆、ノベライズなどを手がける。エキレビ!で「連続朝ドラレビュー」連載
記事一覧
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- 妊活、LGBT に真摯に向き合った『隣の家族は青く見える』最終回秘話を脚本家・中谷まゆみが明かす
- 妊活やLGBT、多様な家族の共生など現代の問題に切り込みつつ、登場人物が皆、魅力的でハートウォームなタッチで誰もが楽しめるドラマ『隣の家族は青く見える』の最終回の結末は最後まで悩みに悩んだものだった。
- 2018/3/22(木) 23:00
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- 小泉今日子の”毒女”っぷりにヤラれる。下北沢、老舗劇場での主演作『毒おんな』のおもしろさ。
- 小泉今日子が妻子ある豊原功補と恋愛していると公表し、「自分の罪は自分で背負っていきます」と名台詞的なことを言ってから1ヶ月と少し。現在は、舞台『毒おんな』で精彩を放っている。観劇レポートをお届けします
- 2018/3/11(日) 17:30
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- 朝ドラ100作目『なつぞら』の脚本執筆中の大森寿美男が、いま、師匠・渡辺えりの戯曲の演出に挑むわけ
- 朝ドラ100作目『夏空』(主演:広瀬すず 19年4月~放送)の脚本を手がける大森寿美男が舞台を演出する。その思いを聞きながら、舞台経験のある脚本家が優れたドラマを作るわけを考察する。
- 2018/2/15(木) 6:00
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- 『アンナチュラル』が好評の石原さとみの次なる挑戦。あらゆる記憶が消えていく物語『密やかな結晶』が尊い
- 芥川賞作家・小川洋子の初期作『密やかな結晶』が石原さとみ主演で舞台化され上演中。 寓話のような作品ながら、隠蔽、差別、自由や権利の剥奪……と現代を脅かす問題にもつながり見応えがある。
- 2018/2/12(月) 7:00
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- 蒼井優が国家にNOを突きつける女性を熱演する『アンチゴーヌ』で日本を巡る。
- 『彼女がその名を知らない鳥たち』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞した蒼井優がたったひとりで国政に歯向かう女性を演じている。2月、長野、京都、愛知、福岡で上演される主演作『アンチゴーヌ』とは。
- 2018/2/3(土) 6:00
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- 土屋太鳳が凄い。鉄腕アトムのウラン役で、欧州に挑む。『プルートゥ PLUTO』
- 日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞した映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(瀬々敬久監督)も迫真の演技を見せた土屋太鳳が、初舞台『プルートゥ PLUTO』でも森山未來相手に奮闘、外国公演にも参加する
- 2018/1/26(金) 11:30
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- 江戸川乱歩×三島由紀夫×中谷美紀の美しきエロ・グロ・サスペンス『黒蜥蜴』 東京から大阪へ
- 江戸川乱歩の名探偵明智小五郎シリーズの一遍を、三島由紀夫が戯曲化した『黒蜥蜴』はこれまでも様々な俳優によって演じられてきた。美を追求する女盗賊を中谷美紀が演じた舞台が、類まれなる美しさで見応えがある。
- 2018/1/26(金) 6:00
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- 藤原竜也の面白さも引き出す 俳優・吉田鋼太郎にプレイングマネージャー的な働き方の可能性を見た
- 昨年暮れ、故・蜷川幸雄の仕事を引き継ぎ、舞台『アテネのタイモン』の演出を手掛けた吉田鋼太郎。主演と演出をみごとにやり遂げ、監督兼選手の良さを感じさせてくれた。
- 2018/1/4(木) 7:00
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- 高橋一生、竹内涼真、役所広司らが演じた2017年ドラマの登場人物と『逃げ恥』から考えるオトコの進路
- 31日から1日にかけて、大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』が全話放送される。このドラマで描かれた男女のありようが、17年のドラマのムードにも影響を及ぼしていたのではないか。そのムードとは……。
- 2017/12/30(土) 1:23
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- 米倉涼子、篠原涼子、広末涼子、菅野美穂 2017ドラマで考える、おんなの進路
- 2017年、女の活躍を描いたドラマは数ある中で高視聴率に沸いた『ドクターX~外科医・大門未知子~』と低視聴率に喘いだ『民衆の敵』は何が違ったのか。米倉涼子、篠原涼子演じるヒロイン像について考えてみる
- 2017/12/25(月) 17:38
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- テレ朝・黒柳徹子の『トットちゃん!』が、NHK朝ドラ再放送に2分30秒も食い込むようになった理由
- 以前はそんなことなかったのに、最近『トットちゃん!』の本編から続く次回予告を見てからチャンネルを変えると、朝ドラの再放送に2分30秒、食い込むのだ。なぜ変えたのか、テレビ朝日番組プロデューサーに聞いた
- 2017/12/21(木) 6:00
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- 「トットちゃん!」が“昼の朝ドラ”と大人気。NHKを意識している? テレ朝・服部プロデューサーに聞く
- 「トットちゃん!」が“昼の朝ドラ”と大人気。いよいよ、子供時代から清野菜名にトットちゃん役がバトンタッチするいま、テレ朝・服部プロデューサーに、実際のところ、NHKを意識しているのか聞いてみた。
- 2017/10/30(月) 7:00
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- 気になる18歳選挙権と衆院選 削除された映画『希望の党☆』で真に問題視したのは若者の政治参加だった
- 18歳から選挙ができるようになって初の衆院選挙。希望の党の誕生で、 YouTubeから削除された映画『希望の党☆』で脚本家が問題視したことは、若者の政治参加だった。18歳総選挙について脚本家に聞いた。
- 2017/10/20(金) 7:00
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- 大河ドラマ『西郷どん』主演・鈴木亮平の舞台『トロイ戦争は起こらない』は他人事じゃない、刺さる問題作
- 大河ドラマ『西郷どん』(NHK)の主演に大抜擢された鈴木亮平が、現在、出演中の舞台は、第2次世界大戦に突き進むヨーロッパとギリシャ神話の世界を重ねて描いた作品。現代にも重ねて見えてきて、ドキリとなる
- 2017/10/16(月) 7:00
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- 京都の女の子を、ご当地キャラ化して大人気。『地下鉄に乗るっ』の絵師・賀茂川に聞くヒットの理由。
- 京都伊勢丹で、〈京まふ〉とコラボした〈太秦萌カフェ〉がオープン中。京都市営地下鉄、京都伊勢丹、京都国際マンガミュージアムの3人のキャラクターを、同じ絵師が描くことで、都市に”物語”が生まれている。
- 2017/9/15(金) 17:00
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- 『やすらぎの郷』朝ドラにはない老人たちのリアル(年の差恋愛まで)。プロデューサーに聞いた制作秘話
- 昼の帯ドラマ『やすらぎの郷』最終回まで残りあと2週間。テレビ朝日の中込卓也プロデューサーに、最後はどうなるのかを聞く。また、新しいドラマ枠を世の中に広げることに成功した戦略についても振り返ってもらった
- 2017/9/15(金) 7:00
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- いよいよクライマックス。老い、認知症、戦争、震災、性犯罪…まで 『やすらぎの郷』はどこに向かうのか
- 最終回まであと3週間。新たな昼の帯ドラマの枠を作った『やすらぎの郷』の、中込卓也プロデューサー(テレビ朝日)インタビュー。若い女性への性犯罪を描いた理由についても聞きました。
- 2017/9/11(月) 7:00
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- 33万人以上がAIカホコとのLINEに夢中。高畑充希主演『過保護のカホコ』の押し付けしない宣伝戦略
- 連続ドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ 水曜10時~)の宣伝戦略「AIカホコ」が、かなりエンタメしている。実際にやってみた例と、日本テレビ宣伝担当者に話を聞いてみました。
- 2017/8/23(水) 7:00
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- 田口トモロヲ、星野源、峯田和伸、ユースケ・サンタマリア、福山雅治……ミュージシャンは芝居が巧いのか
- WOWOWで『連続ドラマW プラージュ ~訳ありばかりのシェアハウス~』(土曜10時~)がはじまった。 『ストロベリーナイト』などのベストセラー作家・誉田哲也の原作を、映画『キトキト!』
- 2017/8/18(金) 19:39
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- 朝ドラ『ひよっこ』が後半に来て、視聴率急上昇したのはなぜか、岡田惠和の言葉から考える
- 視聴率が23.5%と急上昇、大波にノッて来た朝ドラ『ひよっこ』の脚本家・岡田惠和に、インタビューした記事を一部再掲載。『ひよっこ』を書くに当たり、どう考えていたか、脚本家の意図がわかります。
- 2017/8/4(金) 7:00
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- 『ファイト!』『アザミ嬢のララバイ』……名曲続々で中島みゆき音楽劇化する昼の帯ドラマ『やすらぎの郷』
- 放送開始から話題の、倉本聰が描く昼の帯ドラマ『やすらぎの郷』はストーリーやキャストの魅力のみならず、中島みゆきの楽曲も絶大な効果を上げている。とりわけ、ここ最近、過去の名曲が使用され、音楽劇のようだ。
- 2017/7/22(土) 7:00
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- 『やすらぎの郷』 倉本聰と中島みゆきのドラマ出演に、武者小路実篤が朝ドラに出ていたことを思う。
- 『やすらぎの郷』に、脚本家の倉本聰自身が、主題歌担当の中島みゆきを伴って、カメオ的に出演していることが話題です。原作者がドラマや映画に特別出演することは時々あることなのです。例えば朝ドラでも大御所が…
- 2017/7/8(土) 7:00
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- 松居一代、市川海老蔵、『やすらぎの郷』の野際陽子…なぜ、俳優は、実人生と仕事を密接に結びつけるのか
- 人気の昼の帯ドラマ『やすらぎの郷』の虚実皮膜の世界が注目されていますが、現実世界の、松居一代さんや市川海老蔵さんなども、仕事とプライベートが切り離せない、凄絶ともいえる生き方をしています。
- 2017/7/6(木) 7:00
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- 朝ドラでブレイクした男性俳優が主演する、2本の映画に漂う”朝ドラ感”は、どれだけ有効か考えてみた
- 6月末に公開された2本の映画、ディーン・フジオカ主演『結婚」と、向井理主演『いつまた、君と~何日君再来』に、そこはかとなく感じる朝ドラのニオイについて、考察してみました。
- 2017/7/3(月) 7:00
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- 「やすらぎの郷」 京都の旅館、戦時中の慰問、無口な俳優、売れてるが軽い脚本家、入り混じった虚実を検証
- かつてテレビ業界に貢献した者だけが入れる老人ホーム〈やすらぎの郷La Strada〉に入居した人々の悲喜劇を描く『やすらぎの郷』が放送開始してから、ほぼ3ヶ月。改めて、ドラマの魅力を考える。
- 2017/7/2(日) 7:00