「はやぶさ2」カプセル回収 JAXA会見(全文6)「銀河鉄道999」みたいな世界が
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6日午後、記者会見を開き、探査機「はやぶさ2」が分離したカプセルの回収状況を説明した。 【動画】「はやぶさ2」が分離したカプセルを無事回収 JAXAが会見(2020年12月6日) ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「はやぶさ2」が分離したカプセルを無事回収 JAXAが会見(2020年12月6日)」に対応しております。 ◇ ◇
プロジェクトメンバーの体制は今後どうなるのか
日刊工業新聞:すいません、日刊工業新聞の【イイダ 02:38:20】と申します。今日はミッション成功、おめでとうございます。津田先生で大丈夫だと思うんですが、ご質問させてください。「はやぶさ2」は若手を多く、の研究者を育てる場というお話をよくされていると思うんですけど、今回のカプセル回収ミッションが終わって「はやぶさ2」のプロジェクトっていうのは一段落すると思うんですけれども、今後10年間掛けてほかの惑星に行くというこの新たなミッションっていう、を目指す中でのプロジェクトメンバーの体制というのはどのようになっていくのかということ、そして津田先生自身、今後のプロジェクトマネージャを続けられるのかということについて教えてください。 津田:それはエクステンデッドミッションですね。次の11年間のミッションという意味ですよね。 日刊工業新聞:はい。 津田:ここで、「はやぶさ2」プロジェクトとしては、事業上の話で言うと、サンプルが帰ってきて、それを1年間評価したところでプロジェクトの最終総括となります。で、それより前にこの拡張ミッションっていうのが、今まだ予算の関係では提案中という段階で、それが首尾よくお認めいただければ来年度から始まるということになります。 それは新しいプロジェクトとして、「はやぶさ2」というアセットを使った新しいプロジェクトとして飛行することになるので、これはちょっと、こればかりは私とかチームメンバーの一存ではいかないところがありまして、まずはサンプルを、カプセルを見てからですけども、そのあと、来年1月から3月ぐらいまでですかね、かけて、じゃあ次の11年に向けてどういうチームでやっていくんだというのはJAXAの中で議論していくんだと思います。私自身はこの「はやぶさ2」のことをよく知っているという思いもありますので、なんらかの形でこの拡張ミッションにも関わっていきたいというふうに思っています。 日刊工業新聞:ありがとうございます。 司会:ありがとうございました。はい、じゃあどうぞ。はい、どうぞ。