アップル、iOS 18.2.1リリース すぐにアップデートすべきか?
iOS 18.2がiPhone 16シリーズやiPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro MaxにApple Intelligence機能をもたらしてから1カ月も経たないうちに、より小規模なアップデートが公開された。今回の更新には新機能やセキュリティ修正は含まれておらず、バグ修正のみだが、最新のiOS 18に対応するすべてのiPhoneに影響すると考えられる。 ■対象デバイスと入手方法 iOS 18.2.1は、iOS 18を実行できるすべてのiPhoneに対応している。つまり、iPhone XS以降の全機種に加え、第2世代および第3世代のiPhone SEも含まれる。 ■アップデートの内容 今回のアップデートは主にバグ修正に焦点を当てている。iOS 18.2で深刻なトラブルは報告されていないが、一部のユーザーが小規模な不具合を経験していた。しかし、どの不具合が具体的に解消されたのかは明らかではない。 ■iOS 18.2.1のセキュリティ このアップデートには、セキュリティ面で重大な修正は含まれていないとみられる。アップルはセキュリティ関連のアップデートには言及せず、「重要なバグ修正」が含まれているとして、すべてのユーザーにインストールを推奨している。 ■初期の反応 現時点では反応がさまざまだ。たとえば、アプリの起動や終了時に発生する画面表示の遅延が解消されていないという声があるほか、Bluetoothの自動接続が機能しないなど、問題がむしろ悪化したと主張するユーザーもいる。また、Androidユーザーからのメッセージ表示を改善するRCS(リッチ・コミュニケーション・サービス)のアップデートが安定して動作しないと報告するユーザーもいるが、これはキャリア側の問題である可能性もある。 ■iOS 18.2.1 初期評価:アップデート推奨 一部で報告されている不具合は、新たに発生したものではなく、以前から存在していた問題が依然として残っているケースが多いようだ。大きな新規トラブルは確認されていないため、アップデートするのが得策であると思われる。具体的にどのバグが修正されたのかは、今後数日でさらに明らかになる可能性がある。
David Phelan